《通常品より値段が安くオマケも豊富なお買い得商品》
「ジャパネットオリジナル」とはジャパネットたかただけで販売される限定モデルです。
ジャパネットで販売されている商品の中には「Japanetオリジナル」というロゴが付いている商品があります。これがジャパネットオリジナルモデルです。
ジャパネットオリジナルはメーカーと共同で企画・開発した商品なので、ジャパネット以外のお店では買えない「希少価値」がセールスポイントになっています。
こちらのページではジャパネットオリジナルの成り立ちや長所と短所について解説しています。
目次
ジャパネットオリジナルを販売する理由
他店との差別化
家電は他店との差別化が難しい商品なので価格競争になりがちです。そこで他店では買えないオリジナルの限定商品を用意することで差別化を図ることができます。
ジャパネットのユーザーはシニア層が中心なのでシニア向けに特化した商品を用意することで顧客満足度を高めることができるのでしょうね。
ちなみにビックカメラ、ヤマダ電機、エディオンなどの家電量販店でも独自の限定モデルを販売しています。今後もこのような動きが進むのではないでしょうか。
利益率の向上
前述したように家電は典型的な「薄利多売」の商品なので利益率も低くなっています。
しかしジャパネットオリジナルはメーカーとの共同開発により企画された商品なので中間マージンがなく一般販売品と比べて高利益だと思われます。
もちろんジャパネットがメーカーに発注して製造された商品のため在庫を抱えるリスクも存在します。そのためジャパネットオリジナルは特に力を注いで販売されています。
ジャパネットオリジナルの種類
新規開発された商品
ジャパネット専用としてゼロから新規開発された商品です。ドイツの清掃機器ブランド「ケルヒャー(KARCHER)」はジャパネットのために専用モデルを開発することで知られています。
現在販売されている高圧洗浄機の「JTKサイレント」やスチームクリーナーの「SC JTK 20」もジャパネットだけで買える限定商品なので人気があるようです。
また繊維総合商社のモリリンも「洗えるダウンケット」や「1枚2役あったか6層毛布」などのジャパネット限定品を毎年のように製造しています。
さらに最近ジャパネットが力を入れている「ウォーターサーバー 富士山の天然水」なども自社で開発したオリジナル商品となっています。
現行モデルをベースに開発された商品
メーカーが現在販売中の現行モデルをベースに開発された商品です。機能が増えていたりセット品が豪華になっていることが多くお買い得な商品です。
旧モデルをベースに開発された商品
メーカーが過去に販売した旧モデルをベースに開発された商品です。古い商品が元になっていると性能が悪そうですがそんなことはありません。
多くの場合、外側に使われる部品を旧モデルから流用して中身は最新型に近い性能になるよう設計されています。
既存品に付属品をセットにした商品
商品自体は一般販売されているものですが「オマケ」のセット品を追加した商品です。
商品自体は市販されているものと同じなので違いはありません。しかしジャパネット独自の便利な付属品やアタッチメントを追加してお得感を演出しています。
またジャパネットのスマホは携帯電話会社と協力して独自のお得な料金プランを提供しています。
ジャパネットオリジナルの長所・メリット
通常品と比べて値段が安い
ジャパネットオリジナルはメーカーと直接やりとりして開発された商品です。したがって中間マージンがなく価格も安くなっています。
もちろんジャパネット側の利益も多いのでジャパネットオリジナルは特に力を入れて売りたい商品だといえるでしょう。
通常品より機能が多い
ジャパネットオリジナルは通常品より機能が多くなっていることがあります。
一例を挙げるとスティッククリーナーの「日立 ラクかるパワーブーストサイクロン PV-BHL1000J1」は、2019年2月に発売された「日立 ラクかるスティック PV-BFL1」をベースに開発された商品です。
しかし元々の商品になかった自走式の「パワフルスマートヘッド」を採用。床面を明るく照らす「LEDライト」も搭載しています。
このようにベースモデルより機能・性能をアップすることでジャパネットオリジナルの魅力を一層高めています。
通常品よりセット品が多い
ジャパネットオリジナルの特長として豊富なセット品があると思います。
現在は4K液晶テレビでしたら「オーディオラック」、スチームIHジャー炊飯器なら「マルチパン3点セット」、ビデオカメラなら「ブルーレイディスクライター」など商品に関連する便利な付属品がセットになっています。
オーディオラックのような大型の家具は別々に買うと手間がかかるので、最初からセットになっているのは簡単で便利ですよね。
ジャパネットオリジナルの短所・デメリット
最新モデルより機能が劣ることがある
ジャパネットオリジナルの中には型落ち品をベースに開発された商品があります。
この場合、数年前に発売された商品が元になっているので最新モデルと比べると機能・性能は劣ることがあります。
また価格を安くするためにベースモデルより機能を簡略化している場合もあります。
不要なセット品が付いてくることがある
メリットにも挙げたセット品ですがユーザーによっては不要に感じることもあるでしょう。
例えば炊飯器に付いてくる「マルチパン」や電子レンジの「両手鍋セット」などは同じようなものを既にお持ちの人も多いと思います。
このような場合、セット品をなくして割引してくれれば良いと思うのは私だけではないはずです。
ジャパネット以外ではアフターサービスを受けられない
ジャパネットオリジナルは限定商品なので「保証・修理」などのアフターサービスも全てジャパネットで対応されます。
したがって故障したジャパネット限定商品を近所の家電量販店に持ち込んだ場合は「この商品は当店では対応できません」と断られる可能性があります。
ご家族などがジャパネットで購入した事情を知らずに他店にアフターサービスを依頼してトラブルになる可能性もあるので注意が必要です。
ジャパネットオリジナルモデルの発売日とは?
ジャパネットの通販番組を見ていると「先月発売されたばかりの新製品です」といってジャパネットオリジナルを紹介しています。
しかしジャパネットオリジナルは「ジャパネットだけで買える限定商品」なので、この場合の「発売日」はあくまで「ジャパネットで販売を始めた日」ということになります。
決して嘘ではないのですが「発売日」と聞くと一般の家電量販店でも販売されているような印象を受けるので個人的には強調しないほうが良いのではと思います。
管理人JAPAOの他では読めない口コミと評判
「ジャパネットオリジナルモデル」について管理人JAPAOが感じた本音の口コミ・評判を書いてみます。
家電マニアから何かと揶揄されがちなジャパネットオリジナルですが、個人的にはオトクな商品も多いと感じています。
中でもジャパネット向けに新規開発されているケルヒャーの高圧洗浄機やスチームクリーナーは他店では買えない商品なので要注目です。
一方で古い商品に付属品を追加しただけの商品やカラーバリエーションを増やしただけの商品は余り魅力を感じられません。
またジャパネットオリジナルの「発売日」に関しては少し誤解されそうなので気になるところです。
ちなみにジャパネットオリジナルの型番には「J」や「JT」と入っていることが多いようなのでチェックしてみてくださいね。