ジャパネットで買える「東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-JZ5000」の長所と短所です。
メーカーと共同開発したジャパネットオリジナルの限定モデル。
違う種類・違う温度の食材を同時にあたためる「2品同時あたため機能」を搭載。角皿・庫内の「とれちゃうコート」でお手入れも簡単です。
ただし4年以上前に発売された古い商品です(2018年10月上旬発売)
※過去に発売された商品は「ジャパネットの電子レンジ・オーブンレンジ」の記事一覧をご覧ください。
目次
東芝 ER-JZ5000 石窯ドームのジャパネット価格(2023年10月1日現在)
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」のジャパネット価格です。
※下取り後価格は2023年10月31日まで。
- 下取りなし価格:税込64,980円(送料990円)
- 下取り後価格:税込39,980円(送料990円、下取品回収料金900円)
東芝 ER-JZ5000 石窯ドームの短所・デメリット
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」の短所・デメリットです。
型落ち品(2018年型)
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」は型落ち品です(2018年10月上旬発売)
4年以上前に発売された商品だから安いんですね。
なおER-JZ5000の後継機種は発売されていません。
ジャパネットのオーブンレンジの主力商品が大人数用(30L~)から少人数用(20L~)に変化したためです。
現在は3人までの世帯が8割を超えているらしいので当然そうなるのでしょう。
ちなみに30Lの現行品でリーズナブルなのは「東芝 石窯ドーム ER-XD100」です。
東芝|TOSHIBA スチームオーブンレンジ グランホワイト ER-XD100-W [30L]
価格.comで値段を調べたところ、直近3ヶ月の平均価格は49,000円前後のようです(2023年1月28日現在)
前モデルから目立った機能向上がない
この後の項目でも詳しく比較しているのですが、前モデル(ER-JZ4000)とくらべても目立った機能向上がありません。
主な違いは「カラー、年間消費電力量、自動メニュー」となっており、他の機能・性能に違いは見られませんでした。
ただしデザインはかなり変更されています。ボタンの配置も使いやすくなっていましたよ。
自動メニューが114種類から90種類に減少
ER-JZ5000は自動メニューを搭載しています。
自動メニューとは角皿に材料を並べてメニューを選ぶだけで調理できる機能です。
前モデル(ER-JZ4000)は114種類を内蔵していたのですが、ER-JZ5000は24種類も少ない90種類になっています。
本体カラー「グランピンク」が選べなくなった
ER-JZ5000の本体カラーは以下の3種類です。
- グランレッド ER-JZ5000(R)
- グランホワイト ER-JZ5000(W)
- グランブラウン ER-JZ5000(T)
残念ながら前モデル(ER-JZ4000)に設定されていた「グランピンク」は廃止されました。
あまり売れなかったのでしょうか。ピンク色のオーブンは珍しいので貴重な存在だったのですけどね。
東芝 ER-JZ5000 石窯ドームの長所・メリット
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」の長所・メリットです。
ジャパネットオリジナルモデル
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」は東芝ライフスタイルとジャパネットたかたが共同開発したジャパネットオリジナルの限定モデルです。
ジャパネット専用に開発された商品なので、一般の家電量販店、ディスカウントショップ、ホームセンター、デパート、スーパーでは購入できません。
時短調理に便利な「2品同時あたため機能」
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」は「2品同時あたため機能」を搭載しています。
違う種類・違う温度の食材を同時にあたためられますよ。
例えば冷凍のごはんと常温のカレーも同時に調理できます。2品同時に調理できるので忙しいときも時短調理が可能です。
焦げ付きにくくお手入れ簡単な「とれちゃうコート」
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」は角皿・庫内に「とれちゃうコート」を採用しています。
微細な粒子でコーティングされているのでお手入れ簡単。
焦げ付き汚れもサッとひと拭きでお手入れできます。
「脱臭コース」でこびりついた臭いも除去できます。
明るく見やすい「ホワイトバックライト液晶」
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」は明るく大きな文字で見やすい「ホワイトバックライト液晶」です。
操作は回すだけで誰でも簡単に使えるダイヤル式を採用。
ダイヤルでメニュー番号を選ぶだけなので使いやすいですよ。
よく使うメニューは独立したワンタッチボタンなので便利です。
ER-JZ5000と前モデル(ER-JZ4000)の違いを比較
ER-JZ5000と前モデル(ER-JZ4000)を比較して違いを比べてみましょう。
まず本体カラーなのですが、旧型に設定されていた「グランピンク」が新型では廃止されています。
年間消費電力量は新型も旧型も同じです。
しかし新型は電子レンジ機能の消費電力が減少し、反対にオーブン機能の消費電力が増えています。
また自動メニューの種類は旧型より24種類も少ない90種類になっています。
デザインは大きな変化が見られました。
旧型の「ER-JZ4000」は丸みを帯びたやさしいデザインなのですが、新型の「ER-JZ5000」は直線的で取っ手もシルバーに統一されるなどスタイリッシュな印象になっています。
液晶パネルの配置も、旧型は左側でしたが新型は中央に配置され、ワンタッチの選択ボタンも使いやすく改良されたようです。
機能に関しては旧型の特長をそのまま新型も引き継いでいます。
例えば、ごはんとおかずを同時に調理する「独自のオートメニュー(カフェごはん、手作り豆腐、野菜スープ)」
違う種類・温度の食品を同時に温める「2品同時あたため機能」、角皿・庫内を微細な粒子でコーティングしてお手入れ簡単な「とれちゃうコート」
明るく大きな文字で見やすい「ホワイトバックライト液晶」は、新型でも採用されました。
でも2018年モデルで新しく採用された機能は見当たらなかったので、旧型の使い勝手を向上させたマイナーチェンジ品という認識で間違いなさそうです。
商品名 | 東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム 30L ER-JZ5000 | 東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム 30L ER-JZ4000 |
---|---|---|
カラー・型番 | グランレッド ER-JZ5000(R) グランホワイト ER-JZ5000(W) グランブラウン ER-JZ5000(T) | グランレッド ER-JZ4000(R) グランホワイト ER-JZ4000(W) グランブラウン ER-JZ4000(T) グランピンク ER-JZ4000(P) |
発売日 | 2018年10月上旬 | 2017年2月上旬 |
年間消費電力量 | 約76.3kWh/年(電子レンジ機能56.8kWh/年・オーブン機能19.5kWh/年・待機時0.0kWh/年) | 約76.3kWh/年(電子レンジ機能57.8kWh/年・オーブン機能18.5kWh/年・待機時0.0kWh/年) |
自動メニュー | 90種類 | 114種類 |
ジャパネットモデル(ER-JZ5000)と市販モデル(ER-SD100)の違いを比較
東芝 スチームオーブンレンジ 30L グランホワイトTOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム ER-SD100-W
ER-JZ5000はジャパネット限定モデルなので、ベースとなった市販モデルは公表されていません。
とはいえ2018年7月中旬に発売された「東芝 石窯ドーム ER-SD100」のスペックが非常に近いので、比較して違いを比べてみましょう。
2018年型の過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」は、6種類あります(ER-SD7000、ER-SD5000、ER-SD3000、ER-SD200、ER-SD100、ER-SD80)
この中で「ER-SD100」は「上下ヒーター式のスタンダードモデル」とされています。
- 総庫内容量30L
- オーブン最高温度250℃
- 過熱水蒸気調理250℃
- 自動メニュー90種類
- スイング赤外線センサー&温度センサー
- ワイド&フラット庫内
主なセールスポイントは全てジャパネットモデルと同じみたいですね。
また「サイズ・重量・庫内有効寸法・庫内容積・消費電力量・自動メニュー・解凍機能・付属品」なども全て共通でした。
したがって「ER-SD100」は「ER-JZ5000」のベースモデルだと考えて間違いないでしょう。
ただし機能を見ていくと、ジャパネットモデルと市販モデルは結構違っています。
まず本体カラーはジャパネットモデルが3種類(グランホワイト、グランレッド、グランブラウン)なのに対して、市販モデルは1種類(グランホワイト)となっています。
お手入れに関しても、ジャパネットモデルは角皿と庫内に「とれちゃうコート」を採用しています。しかし市販モデルはワンランク下の「遠赤・脱臭ブラックコート」となっています。
さらにジャパネットモデルには、違う種類・温度の食品を同時に温められる「二品同時あたため機能」がありますが、市販モデルにはそのような機能はありません。
液晶画面も、ジャパネットモデルは明るく見やすい「ホワイトバックライト大型液晶表示」ですが、市販モデルはバックライトなしの「大型液晶表示」となっています。
反対に、市販モデルにあってジャパネットモデルにはない機能もあります。
市販モデルの「ER-SD100」は、新機能「お手軽パンメニュー」を搭載しています。
「お手軽パンメニュー」は、約1時間で手作りパンが作れる機能です。面倒な「こね作業」の必要がなく、レンジで発酵することで時間を短縮。丸パン、フランスパン、メロンパン、カレーパン、ピザなど、14レシピのメニューを搭載しています。
自宅で手作りパンを作りたい人は市販モデル、二品同時あたため機能やお手入れの簡単さを求める人はジャパネットモデルを選ぶと良いのではないでしょうか。
商品名 | 東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム 30L ER-JZ5000 | 東芝 石窯ドーム ER-SD100 |
---|---|---|
カラー・型番 | グランレッド ER-JZ5000(R) グランホワイト ER-JZ5000(W) グランブラウン ER-JZ5000(T) | グランホワイト ER-SD100(W) |
発売日 | 2018年10月上旬 | 2018年7月中旬 |
清掃性 | とれちゃうコート(角皿/庫内(※)) ※扉部、底面を除く 庫内脱臭 | 遠赤・脱臭ブラックコート |
液晶表示 | ホワイトバックライト大型液晶表示 | 大型液晶表示 |
備考 | ※ジャパネットオリジナル | ※市販モデル |
管理人JAPAOの他では読めない口コミと評判
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」について管理人JAPAOが感じた本音の口コミ・評判を書いてみます。
ER-JZ5000は、前モデル(ER-JZ4000)を改良したマイナーチェンジ品になります。
操作性が改善されたこと以外の大きな変更はないので、旧型を買った人も気にする必要はありません。
むしろ旧型と比べて自動メニューが24種類も少なくなっていることが気になります(あまりニーズがないメニューを廃止しただけかもしれませんが…)
東芝 ER-JZ5000 石窯ドームの製品仕様
「東芝 ER-JZ5000 石窯ドーム」の製品仕様です。こちらのデータを参考に他社のオーブンレンジと比較して検討してみてくださいね。
商品名 | 東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ 石窯ドーム 30L ER-JZ5000 |
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メーカー | 東芝ライフスタイル株式会社 |
カラー・型番 | グランレッド ER-JZ5000(R) グランホワイト ER-JZ5000(W) グランブラウン ER-JZ5000(T) |
メーカー希望小売価格 | オープンプライス |
発売日 | 2018年10月上旬 |
生産国 | タイ |
本体外形寸法 | 幅500x奥416(※)x高388mm ※取っ手を含む寸法は458mmです。 |
本体質量 | 約17kg |
庫内有効寸法 | 幅398x奥330x高232mm |
庫内容積 | 30L |
皿サイズ | 約41.2x29.1cm(鉄製角皿) |
対応周波数 | ヘルツフリー(50Hz/64Hz) |
年間消費電力量 | 約76.3kWh/年(電子レンジ機能56.8kWh/年・オーブン機能19.5kWh/年・待機時0.0kWh/年) |
レンジ最大消費電力/出力 | 1,430W/1,000W※、600W/500W連続、200W相当、100W相当 ※1,000Wでの連続運転時間は最大3分 |
オーブン最大消費電力/出力 | 約1,350W/1,320W |
グリル最大消費電力/出力 | 約1,350W/1,280W |
自動メニュー | 90種類 |
解凍機能 | ○(あり) |
清掃性 | とれちゃうコート(角皿/庫内※) ※扉部、底面を除く 庫内脱臭 |
備考 | ※ジャパネットオリジナル |
付属品 | 角皿(鉄板ホーロー)、焼網、取扱説明書兼料理集、(給水カセット、水受けは本体に装着済み)、保証書 |