ジャパネットの「ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント」の長所と短所です。
ジャパネットオリジナルモデル。音が静か(63db)。豪華な付属品。10mの高圧ホース付き。
ただし吐出水量は少なめ(最大360L/h)で後始末が面倒です(水抜きなど)
※過去に発売された商品は「ジャパネットの高圧洗浄機・スチームクリーナー」の記事一覧をご覧ください。
- ジャパネットオリジナルモデル
- 音が静か(63db)
- 付属品が豪華
- 10mの高圧ホース
- 意外と大きく重い
- 音は大きめ(63db)
- 吐出水量は少なめ(最大360L/h)
- 後始末が面倒(水抜きなど)
目次
ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレントの長所・メリット
「ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント」の長所・メリットです。
ジャパネットオリジナルモデル
「ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント」はジャパネットオリジナルモデルです。
ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー(KARCHER)」と共同開発した限定商品のため、ジャパネット以外のショップでは買えません。
例えばビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオンなどの家電量販店では取り扱いがありません。
DCM、カインズ、コメリ、コーナン、ナフコ、リクシルビバ、ジョイフル本田などのホームセンターでも売っていません。
もちろんAmazon、楽天、ヤフーショッピングなどのネット通販サイトでも正式には販売されていません(転売業者による出品を除きます)
音が静か(63db)
JTKサイレントは、ケルヒャー高圧洗浄機の中でもトップクラスの静音モデルです。
市販モデルのケルヒャー高圧洗浄機を調べてみた結果、「K2 サイレント」と同じ運転音だということが分かりました(63db)
- ケルヒャー K MINI(72db)
- ケルヒャー K2 クラシック(73db)
- ケルヒャー K2 サイレント(63db)
- ケルヒャー K3 サイレント 東日本用(62db)
- ケルヒャー K3 サイレント 西日本用(65db)
- ケルヒャー K3 サイレント ベランダ 東日本用(62db)
- ケルヒャー K3 サイレント ベランダ 西日本用(65db)
- ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット 東日本用(66db)
- ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット 西日本用(65db)
上位機種の「K3 サイレント」と「 K3 サイレント ベランダ」の東日本用はもっと静かです(62db)
とはいえ「K3 サイレント」と「 K3 サイレント ベランダ」は本体質量が10.3kgと重い製品ですから、小型・軽量なJTKサイレントとは比較できないと思います。
付属品が豪華
JTKサイレントはジャパネットオリジナルモデルですから付属品が豪華です。
ライバル商品の「K2 サイレント」とくらべてみましょう。
「高圧ホース(10m)、ウォッシュブラシ、水道ホース一式、アクセサリーバッグ」はJTKサイレントだけの特典ですよ!
【JTKサイレントの付属品】
本体、高圧ホース(10m)、トリガーガン、バリオスプレーランス、サイクロンジェットノズル、ウォッシュブラシ、フォームノズル、水道ホース一式(ホースバンド、水道ホース3m、ホース側カップリング)、アクセサリーバッグ、本体側カップリング
【K2 サイレントの付属品】
本体、高圧ホース(8m)、トリガーガン、バリオスプレーランス、サイクロンジェットノズル、フォームノズル、本体側カップリング、取扱説明書
10メートルの高圧ホース
JTKサイレントには10メートルの高圧ホースが付属します。ちょっと気になったので市販モデルの高圧ホースの長さを調べてみました。
- ケルヒャー K MINI(5m)
- ケルヒャー K2 クラシック(5m)
- ケルヒャー K2 サイレント(8m)
- ケルヒャー K3 サイレント 東日本用(10m)
- ケルヒャー K3 サイレント 西日本用(10m)
- ケルヒャー K3 サイレント ベランダ 東日本用(10m)
- ケルヒャー K3 サイレント ベランダ 西日本用(10m)
- ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット 東日本用(12m)
- ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット 西日本用(12m)
JTKサイレントと同じ10m以上の高圧ホースが付属するのは上位機種だけですね!
たとえば2階のベランダ掃除のために庭の水道からホースを伸ばして掃除をするなど、10mの高圧ホースは何かと便利ですよ。
ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレントの短所・デメリット
「ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント」の短所・デメリットです。
意外と大きく重い
JTKサイレントが届くと意外と大きく重いので驚かれるかもしれません。
本体の大きさは「幅53.8cmx奥行29.2cmx高さ30.3cm」です。重さは約5.7kgですから長時間片手で持つと辛いと思いますよ。
音は大きめ(63db)
前の項目と矛盾していますが、運転音63dbは「高圧洗浄機としては静か」ですけれども、一般的な掃除機と同じレベルです。
深夜や早朝にケルヒャー高圧洗浄機を使うと普通にうるさいので、ご近所迷惑にならないよう気をつけてくださいね。
吐出水量は少なめ(最大360L/h)
JTKサイレントは小型軽量モデルですから吐出水量は少なめです。
「吐出水量(としゅつすいりょう)」とは1時間に噴射される水の量のことです。量が多いほど広い面積を早く洗浄できますよ。
JTKサイレントの吐出水量は常用310L/h、最大360L/hとなっています。
ちょっと気になったので市販モデルの吐出水量も調べてみました。
- ケルヒャー K MINI(常用270L/h、最大330L/h)
- ケルヒャー K2 クラシック(常用282L/h、最大330L/h)
- ケルヒャー K2 サイレント(常用310L/h、最大360L/h)
- ケルヒャー K3 サイレント 東日本用(常用330L/h、最大360L/h)
- ケルヒャー K3 サイレント 西日本用(常用330L/h、最大360L/h)
- ケルヒャー K3 サイレント ベランダ 東日本用(常用330L/h、最大360L/h)
- ケルヒャー K3 サイレント ベランダ 西日本用(常用330L/h、最大360L/h)
- ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット 東日本用(常用400L/h、最大430L/h)
- ケルヒャー K5 サイレント カー&ホームキット 西日本用(常用400L/h、最大430L/h)
JTKサイレントの吐出水量はK2サイレントと同じですね。上位機種と比べるとさすがに少なく感じられます…。
後始末が面倒(水抜きなど)
JTKサイレントは使用後に本体に残った水の排水をする必要があります。これが意外と面倒なんですよね…。
- 電源スイッチをオフにして電源プラグをコンセントから引き抜く
- 水道の蛇口を閉める
- 水道ホースを本体から取り外す
- トリガーガンからノズルを外す
- トリガーガンを握って残留圧力を抜く
- 電源プラグをコンセントに差し込み電源スイッチをオンにする
- もう1度トリガーガンを約10秒間握りポンプ内の水を出す
- 電源スイッチをオフにして電源プラグをコンセントから引き抜く
- 高圧ホースを本体から取り外す
- 本体側カップリングを取り外す
- 給水口からフィルターを取り外す
- 本体を傾けて内部の水をすべて出し切る
- フィルターを戻して本体側カップリングを戻す
こんなに手順があるんです…。もう少し水抜きが簡単になると嬉しいんですけどね。
ケルヒャー JTKサイレントとK2 サイレントの違いを比較
ジャパネットモデル(JTKサイレント)と市販モデル(K2 サイレント)の違いを比較してみましょう。
「ケルヒャー K2 サイレント」は、2018年10月1日に発売された高圧洗浄機です。
日本市場向けに開発された「日本専用モデル」とされており、バッグのように持ち運べるデザインを採用しています。またトリガーガン、ノズル、高圧ホースは、本体背面にコンパクトにまとめられます。
「K2 サイレント」の最も大きな特長は静音化です。
洗浄用の水でモーターを冷却する「水冷式」を採用。吸音材を設置して内部構造を見直すことにより、運転音は63dBになりました。
これはジャパネットモデルの「JTKサイレント」と同じレベルの運転音です。
またジャパネットモデルの5.7kgには及びませんが、本体重量も5.8kgに軽量化されています。
本体サイズは、幅538x奥293x高303mmなのでジャパネットモデルとほぼ同じです。さらに吐出圧力(最大10MPa)と吐出水量(最大360L/h)も、ジャパネットモデルと共通です。
付属品は「トリガーガン、8m高圧ホース、サイクロンジェットノズル、バリオスプレーランス、フォームノズル、クイックコネクト接続、給水口フィルター、本体側カップリング」となっており、ジャパネットモデルより少なくなっています。
ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K2 サイレント 1.600-920.0
ケルヒャー JTKサイレントとK MINIの違いを比較
「ケルヒャー 家庭用高圧洗浄機 K MINI」は、2020年10月1日に発売された市販モデルです。
驚くべきことに、ケルヒャーのデザインディレクターを務めるマイケル・マイヤー氏は、ジャパネットオリジナルモデルの開発を10年以上手掛けていたかたなのだとか!
「K MINI」は日本市場をターゲットにした「JAPANプロジェクト」の第1弾なのだそうですよ。
ジャパネットオリジナルモデルの「ケルヒャー JTKサイレント」と、どこが違うのか気になったので比較してみました。
- 本体のサイズ(K MINIはかなり小さい)
- 本体の重さ(K MINIは1.8kgも軽い)
- 消費電力(K MINIは250Wも省エネ)
- 高圧ホースの長さ(K MINIは5mしかない)
- 運転音(K MINIは9デシベルも音が大きい)
- 吐出圧力(K MINIは水圧が低い)
- 吐出水量(K MINIは水量が少ない)
- 付属品(K MINIはホースや電源コードがスリム)
K MINIは小型軽量だけど、JTKサイレントより水圧が低く音もうるさいですね…。
ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K MINI 1.600-050.0
ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレントのセールスポイント
「ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント」のセールスポイントです。
- ジャパネットオリジナルの高圧洗浄機です
- オリジナルモデル初の静音タイプ(2018年2月発売)
- 水道圧の37.5倍の威力で水道水を高圧噴射します
- 頑固な汚れやコケなどをこすらず水の力だけで落とせます
- 利用シーンは階段、石畳、洗車、網戸・窓など
- 花壇や畑の水やりには散水モードを利用できます
- 旧型(JTK38)と比べて体感音は約半分の静音モデル
- 通常のホース洗浄と比べて使用水量を約70%も節水
- ジャパネットだけの豪華な付属品(税込14,910円相当)
- 軽量・小型タイプで付属品を本体に収納できます
- 組立不要のため届いたらすぐに使えるので便利です
- 内径15mmの水道ホースを取付けられる丸蛇口で使用可
- 水道ホースは市販の同等規格品も使用できます
管理人JAPAOの他では読めない口コミと評判
「ケルヒャー 高圧洗浄機 JTKサイレント」について管理人JAPAOが感じた本音の口コミ・評判を書いてみます。
こちらの「JTKサイレント」は旧モデル(JTK38)の発売から約2年半ぶりに登場したケルヒャー高圧洗浄機の新製品です。
「JTK38」の商品レビューで新製品は2018年に発売されるのではないかと想定していたのですが、予想どおり2018年2月に「JTKサイレント」が登場しました(残念ながら型番はJTK48ではありませんでした)
「体感音はJTK38と比べて約半分!」という説明はオーバーな表現だと思います。しかし音質の改善などもされていると思うので確実に静かなことは間違いありません。
ケルヒャー高圧洗浄機のコンパクトモデルは想像以上に音が大きくうるさいのが欠点だったので、これはとてもうれしい改良ではないかと思いました。
従来品より大きく重くなっているのが気になりますが、水圧もパワーアップしているようなので旧モデルからの買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。
ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレントの製品仕様
「ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント」の製品仕様です。
品名 | ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント JTKサイレント |
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メーカー | ケルヒャージャパン株式会社 |
型番・カラー | 1.600-900.0 |
メーカー希望小売価格 | オープンプライス |
発売日 | 2018年2月上旬 |
生産国 | 中国 |
本体外形寸法 | 幅538x奥292x高303mm |
本体重量 | 5.7kg |
本体保証期間 | 1年間 |
消費電力 | 1250W |
電源コードの長さ | 5m |
高圧ホースの長さ | 10m |
運転音 | 63db |
吐出圧力(常用吐出・最大許容) | 常用:7.5Mpa 最大:10Mpa |
吐出水量(常用・最大) | 常用:310L/h 最大:360L/h |
噴出待ち時間 | 接続後すぐ |
連続使用時間 | 1時間 |
備考 | ※ジャパネットオリジナル |
付属品 | トリガーガン、10m高圧ホース、サイクロンジェットノズル、バリオスプレーランス、ウォッシュブラシ、フォームノズル、アクセサリーバック、本体側カップリング、3m水道ホース、取扱説明書、保証書 |