「東芝 冷凍冷蔵庫 363L GR-M36SXV」の商品レビューです。
2018年4月発売の「VEGETA(ベジータ)」市販モデル。定格内容積363L、幅60cmです。
野菜を新鮮に保つ「うるおいラップ野菜室」と美しいガラスドアを採用しています。
※過去に発売された商品は「ジャパネットの冷蔵庫」の記事一覧をご覧ください。
目次
GR-M36SXVのドア開閉タイプは「右開き」と「左開き」がある
GR-M36SXVのドア開閉タイプは「右開き」と「左開き」があります。
- 東芝 冷凍冷蔵庫 363L 右開き ラピスアイボリー GR-M36SXV(ZC)
- 東芝 冷凍冷蔵庫 363L 左開き ラピスアイボリー GR-M36SXVL(ZC)
設置場所や好みに合わせてドア開閉タイプを選んでくださいね。
※本当は「(EW)グランホワイト」もあるはずなのですがジャパネットでは買えないようです。
GR-M36SXVのジャパネット価格は本当に安いのか検証
この記事で紹介している「東芝 GR-M36SXV」は家電量販店でも購入できる市販モデルです。
GR-M36SXVのジャパネット価格は本当に安いのか気になったので検証してみました。
GR-M36SXVのジャパネット価格(2019年7月12日現在)
GR-M36SXVのジャパネット価格は税別88,940円です。
古い冷蔵庫の下取りサービスを利用すると「10,000円下取り+標準取付工事費込み」の税別78,940円で購入できます。
消費税8%(6,315円)と送料(4,860円)を含むジャパネットの支払総額は税込90,115円となっています。
ただし別途「リサイクル・収集運搬料(目安:税込6,372円~)」がかかります。
GR-M36SXVの相場を調べました(2019年7月12日現在)
別の項目でも書きましたが「GR-M36SXV」は型落ち品です。したがって現在も販売しているショップはほとんどありませんでした。
仕方がないので大手家電量販店の「販売終了時の価格」を調べてみました。
「ビックカメラ.com」の販売終了時価格は送料無料・税込86,184円です。さらに861ポイントがもらえたようです。
「ヤマダウェブコム」の販売終了時価格は送料無料・税込94,790円です。さらに12,323ポイントがもらえたようです。
「ヨドバシ.com」の販売終了時価格は送料無料・税込89,790円です。ポイントは不明です。
ちなみにこれらの金額に「送料」や「設置工事費」や「リサイクル収集料」は含まれていません。
ジャパネット価格は安くも高くもない(2019年7月12日現在)
他店の販売終了時価格とくらべた結果、ジャパネット価格は安くも高くもないことが判明しました。
家電量販店はポイントがもらえるのでお得に思えますが、冷蔵庫の「設置工事費」が含まれていないため、最終的にはジャパネット価格と同程度になります。
ただしジャパネット価格は「古い冷蔵庫の下取りサービス」を利用することが前提です。
冷蔵庫を「新規購入」する場合は「下取り値引き(10,000円)」がなくなるので高くなります(税込100,915円)
GR-M36SXVを新規購入する人は、ジャパネット以外のショップを利用したほうが良いでしょう。
GR-M36SXV(2018年型)とGR-R36SXV(2019年型)の違いを比較
GR-M36SXV(2018年型)とGR-R36SXV(2019年型)の違いを比較してみましょう。
「東芝 VEGETA GR-R36SXV」は2019年4月下旬に発売された冷蔵庫です。
GR-M36SXVとGR-R36SXVの仕様比較表
GR-M36SXVとGR-R36SXVの仕様比較表です。
「カラー、大きさ、重さ、容量、ガラスドア、付属品」は全て共通です。
2018年型と2019年型は見た目もソックリなので、型番を見ないと区別がつかないかもしれません。
しかし仕様を細かく見ると2019年型のほうが高性能になっています。
重量は2018年型が77kg、2019年型は75kgになり3kg軽量化されました。
最も大きな違いは消費電力です。
省エネ基準達成率は90%から100%になり10%もアップしました。
これにより年間電気代は約10,395円から約9,423円になっています(年間972円の減少)
商品名 | 東芝 冷凍冷蔵庫 363L GR-M36SXV | 東芝 冷凍冷蔵庫 363L GR-R36SXV |
---|---|---|
メーカー | 東芝ライフスタイル株式会社 | 東芝ライフスタイル株式会社 |
カラー・型番 | 【右開き】 グランホワイト GR-M36SXV(EW) ラピスアイボリー GR-M36SXV(ZC) | 【右開き】 グランホワイト GR-R36SXV(EW) ラピスアイボリー GR-R36SXV(ZC) |
メーカー希望小売価格 | オープンプライス | オープンプライス |
発売日 | 2018年4月27日 | 2019年4月下旬 |
生産国 | 中国 | 中国 |
本体外形寸法 | 幅600x奥672x高1,734mm | 幅600x奥672x高1,734mm |
本体重量 | 77kg | 75kg |
設置時寸法 | 幅640x奥691mm | 幅640x奥691mm |
冷蔵室・ドア開閉タイプ | 右開き | 右開き |
定格内容積(総容積) | 363L | 363L |
冷蔵室容量 | 197L<159L> | 197L<159L> |
チルドルーム容量 | 12L(冷蔵室容量に含まれます。) | 12L(冷蔵室容量に含まれます。) |
冷凍室容量 | 84L<59L> | 84L<59L> |
野菜室容量 | 82L<53L> | 82L<53L> |
自動製氷機能 | ○(あり) | ○(あり) |
省エネ基準達成率 | 90%(2021年度) | 100%(2021年度) |
消費電力 | 385kWh/年(JIS C 9801-3 2015) | 349kWh/年(JIS C 9801-3 2015) |
電気代の目安 | 年間約10,395円(1kWhあたり27円で算出) | 年間約9,423円(1kWhあたり27円で算出) |
ガラスドア | ○(ガラス) | ○(ガラス) |
付属品 | 前面グリル、取扱説明書、保証書 | 前面グリル、取扱説明書、保証書 |
備考 | ※< >内は食品収納スペースの目安です。 | ※< >内は食品収納スペースの目安です。 |
GR-M36SXVとGR-R36SXVの機能比較表
GR-M36SXVとGR-R36SXVの機能比較表です。
2018年型と2019年型は大半の機能が共通しています。ただし2019年型には以下の3つの機能が追加されています。
- 速鮮チルドモード
- 解凍モード
- おそうじ口
「速鮮チルドモード」は、2つのファンで低温の冷気を強力に送りこみ、食品の中まで急速冷却する機能です。一気に冷やすので鮮度を保ちます。
「解凍モード」は、食材をチルドルームに入れると約1時間で約-3℃まで急速解凍できる機能です。冷凍した肉や魚も約30分で切れるようになるので時短になります。
「おそうじ口」は、野菜室の底にあるフタを外して穴から野菜くずや泥を落とせる機能です。野菜室を丸ごと外す必要がないのでお手入れ簡単です。
商品名 | 東芝 冷凍冷蔵庫 363L GR-M36SXV | 東芝 冷凍冷蔵庫 363L GR-R36SXV | |
---|---|---|---|
発売日 | 2018年4月27日 | 2019年4月下旬 | |
冷蔵室 | 庫内照明(背面) | ○ | ○ |
自在棚(スライド式) | ○ | ○ | |
浄水フィルター付抗菌給水タンク | ○ | ○ | |
卵収納数 | 14個 | 14個 | |
2Lペットボトル収納数 | 4本 | 4本 | |
チルドルーム | 1段 | 1段 | |
全段ガラス棚 | ○ | ○ | |
速鮮チルドモード | ×(なし) | ○(あり) | |
解凍モード | ×(なし) | ○(あり) | |
野菜室 | うるおいラップ野菜室 | ○ | ○ |
おそうじ口 | ×(なし) | ○(あり) | |
2Lペットボトル収納数 | 2本 | 2本 | |
製氷室 | かってに氷 | ○ | ○ |
一気製氷 | 約1時間 | 約1時間 | |
洗える給水経路 | ○ | ○ | |
Ag抗菌製氷皿 | ○ | ○ | |
冷凍室 | 一気冷凍 | ○ | ○ |
オートパワフル冷凍(プレクール) | ○ | ○ | |
その他 | Ag低温触媒 除菌・消臭 | ○ | ○ |
半ドアアラーム | ○ | ○ | |
DSP制御 | ○ | ○ | |
ecoモード節電機能 | ○ | ○ | |
ガラスドア | ○ | ○ |
GR-M36SXV(2018年型)とGR-R36SXV(2019年型)の値段を比較
GR-M36SXV(2018年型)とGR-R36SXV(2019年型)の値段を比較してみましょう。
GR-M36SXVのジャパネット価格(2019年7月12日現在)
前の項目でも解説したように、GR-M36SXVのジャパネット価格は税込90,115円となっています。
ただし別途「リサイクル・収集運搬料(目安:税込6,372円~)」がかかります。
GR-R36SXVの価格コム平均価格(2019年7月12日現在)
GR-R36SXVの相場は価格比較サイトの「価格.com(カカクコム)」で調べました。
直近3ヶ月の価格推移をチェックしたところ、GR-R36SXVの平均価格は税込117,684円、最安値は税込109,728円でした。
ただし価格ドットコムの値段に「送料」や「設置工事費」や「リサイクル収集料」は含まれていません。
型落ち品のGR-M36SXVは約28,000円安い(2019年7月12日現在)
調べた結果、型落ち品のGR-M36SXVは約28,000円安いことが判明しました。
ただし新型のGR-R36SXVのほうが機能が多く省エネです。
またジャパネット価格は「古い冷蔵庫の下取りサービス」を利用することが前提です。
新規購入の場合は「下取り値引き」がなくなるので、価格差は約17,000円に縮まります。
それなら少し高くなっても新型のGR-R36SXVのほうが良いかもしれませんね。
まとめ:GR-M36SXVは型落ち品なので買えるお店は少ないようです
タイトルにも書いたようにGR-M36SXVは旧モデルのため「生産終了品」となっています。
したがって現在も在庫があるお店は非常に少なく、ほとんどが新型のGR-R36SXVを販売しています。
多少古くても1円でも安く買いたい人はGR-M36SXV、約28,000円高くなりますが省エネで高機能が良い人はGR-R36SXVを選びましょう。