ジャパネットのオーブンレンジ・電子レンジ

MRO-JT231とMRO-S7Zを比較!ジャパネットの「日立 ヘルシーシェフ」と市販の過熱水蒸気オーブンレンジの違いを調べました

2022年1月24日

ジャパネットファン 電子レンジ・オーブン イラスト1

ジャパネットで買える「日立 ヘルシーシェフ MRO-JT231」と市販品で仕様が似ている「MRO-S7Z」の違いを調べました。

どちらも過熱水蒸気オーブンレンジです。ただしジャパネットモデルのMRO-JT231は「温度センサー」のみとなっています。

※その他の商品は「ジャパネットの電子レンジ・オーブンレンジ」の記事一覧をご覧ください。

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の違いを比較しました

1段オーブン・過熱水蒸気タイプ「日立 ヘルシーシェフ MRO-S7Z」は2021年6月発売の市販品です。

現行品の日立製オーブンレンジで最もジャパネットモデルに似ている商品です。MRO-JT231との違いが気になりますよね!


日立 MRO-S7Z レッド ヘルシーシェフ [ スチームオーブンレンジ (22L) ]

基本的な性能の違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の基本的な性能の違いを比較しました。

主な違いは「本体カラー、総庫内容量、センサー種類」です。

MRO-JT231は色を2種類から選べるのがうれしいですね。

総庫内容量もMRO-S7Zより1L多い23Lとなっています。

ただしMRO-JT231のセンサーは「温度センサー」のみです。

MRO-S7Zは「重量センサー+蒸気・温度センサー」なので、食品に合わせた適切な加熱が可能です。

ムラなく温められるのはMRO-S7Zというわけですね。

基本的な性能MRO-JT231MRO-S7Z
タイプ過熱水蒸気オーブンレンジ過熱水蒸気オーブンレンジ
本体カラーレッド、ホワイトレッド
総庫内容量・庫内形状23L・フラット庫内22L・フラット庫内
センサー種類温度センサー重量センサー+蒸気・温度センサー

加熱方式の違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の加熱方式の違いを比較しました。

MRO-S7Zは上下平面ヒーターを採用しています。

天井にヒーターを内蔵しているため、拭きやすいフラットな天面が特長です。

一方MRO-JT231は、天井が管ヒーター、下部が平面ヒーターとなっています。

管ヒーター部分が天井から約2.5cmも出っ張っているため掃除しにくいですし、お皿などをぶつけた衝撃でガラス管が割れる可能性があります。

できれば上下平面ヒーターに改良してほしかったですね…。

加熱方式MRO-JT231MRO-S7Z
レンジ 最高出力1,000W(⾃動:最⼤3分間)1,000W(⾃動:最⼤3分間)
オーブン最高温度(自動):250℃
段数:1段
方式:ヒーター式
ヒーター:(上)管ヒーター、(下)平面ヒーター
最高温度(自動):250℃
段数:1段
方式:ヒーター式
ヒーター:上下平面ヒーター
グリル(上)管ヒーター、(下)平面ヒーターグリル上下平面ヒーターグリル
スチーム給水タンク式給水タンク式
過熱水蒸気ボイラー式ボイラー式

メニューの違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)のメニューの違いを比較しました。

主な違いは「レシピ数、オートメニュー数、スピードメニュー(10分メニュー)、ノンフライ」です。

メニューに関してはMRO-S7Zの方が圧倒的に種類が豊富です。

オーブンレンジを使って色々な料理にチャレンジしたい人はMRO-S7Zをおすすめします。

あたためをメインに使うならMRO-JT231の方がシンプルで使いやすいと思います。

メニューMRO-JT231MRO-S7Z
レシピ数69119
オートメニュー数3072
野菜シャキシャキメニュー
クックパッド殿堂入りレシピ
食品メーカーコラボレシピ
簡単プラボウルメニュー
スピードメニュー(10分メニュー)622
最短1分スピードメニュー
ノンフライ614
少人数メニュー
セットメニュー

使いやすさの違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の使いやすさの違いを比較しました。

主な違いは「簡単操作」です。

MRO-S7Zには「簡単レンジボタン」があり、以下のような手順で簡単にあたためられます。

前回選んだ出力が記憶されているので、毎回出力を選ぶ必要がなく便利ですよ。

  1. 「簡単レンジ」を押して「出力(W)」を選ぶ(レンジ600W・レンジ500W)
  2. 10分・1分・10秒を押して「加熱時間」を選ぶ
  3. 「あたためスタート」を押してスタート

MRO-JT231の場合は以下のような手順になります。

  1. 「レンジ」を押して「出力(W)」を選ぶ(レンジ800W・レンジ600W・レンジ500W・レンジ200W・レンジ100W)
  2. 10分・1分/100g・10秒/10gを押して「加熱時間」を選ぶ
  3. 「あたためスタート」を押してスタート

出力の種類が多いため、最もよく使う600W・500Wを毎回選ぶのが面倒ですね。

ただしMRO-JT231は手動調理ボタンが右側に配置されているので、MRO-S7Zより押しやすくなっています。

オートメニューをよく利用するならMRO-S7Z、手動調理をよく利用するならMRO-JT231がおすすめです。

使いやすさMRO-JT231MRO-S7Z
2品同時あたため
トースト(1~2枚)(オート:途中で裏返し)約8~9分(オート:途中で裏返し)約8~9分
庫内の見やすさ白熱球庫内灯×1灯白熱球庫内灯×1灯
表示部液晶(バックライトなし)液晶(バックライトなし)
簡単操作簡単レンジボタン
スマートフォン連携

お手入れの違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)のお手入れの違いを比較しました。

主な違いは「庫内底面、庫内側面・背面・天面」です。

MRO-S7Zのテーブルプレートは外して丸洗いできます。

しかもあたためもオーブン調理もテーブルプレート1枚で可能です。

MRO-JT231のように黒皿を別にセットする必要がなく置き場所にも困りません。

さらにMRO-S7Zは庫内側面・背面にシリコン系塗装がされていて汚れを落としやすくなっています。

上平面ヒーターも加熱室天井部に内蔵されているのでお手入れしやすいですね。

お手入れMRO-JT231MRO-S7Z
庫内底面拭きやすいフラット庫内外して丸洗いテーブルプレート
庫内側面・背面・天面汚れを落としやすい庫内側面・背面、お手入れしやすい平面グリルヒーター
コース清掃・脱臭・水抜き清掃・脱臭・水抜き

付属品/寸法・質量/設置の違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の付属品/寸法・質量/設置の違いを比較しました。

主な違いは「付属品、脚間寸法、設置、庫内有効寸法」です。

MRO-S7Zの付属品は「外して丸洗いテーブルプレート」です。

電子レンジとして使用するときは底面にセットしておき、グリル加熱・オーブン加熱のときは皿受棚にセットして使います。

MRO-JT231の黒皿のように別の付属品を使用しないので置き場所に困らず便利です。

設置に関しては、MRO-JT231の方が「右、背面 壁ピッタリ設置」のため、右側に放熱スペースが無くても大丈夫です。

狭い場所に設置するならMRO-JT231がおすすめですよ。

付属品/寸法・質量/設置MRO-JT231MRO-S7Z
付属品黒皿 310×310mm 1枚外して丸洗いテーブルプレート(オーブン兼用)306×311mm 1枚
本体外形寸法(ハンドル含む)幅483×奥行388(433)×高さ340mm幅483×奥行388(433)×高さ340mm
脚間寸法幅:ドア側約32.6cm、背面側38cm
奥行き:約24.6cm
幅:ドア側約35cm、背面側37.3cm
奥行き:約23.7cm
設置(設置時に確保する放熱スペース)右、背面 壁ピッタリ設置
左4cm以上・上方10cm以上
背面 壁ピッタリ
左右4.5cm・上方10cm以上
庫内有効寸法(幅×奥行×高さ)295×316×220mm295×323×213mm
質量約13.5kg約13.5kg

基本・仕様・性能の違い

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の基本・仕様・性能の違いを比較しました。

主な違いは「年間消費電力量」です。

1kWhあたり27円で換算した場合、MRO-JT231の年間電気代は約1,980円です。

MRO-S7Zの年間電気代は約1,900円ですので1年間で比較すると約80円安いみたいですね。

基本・仕様・性能MRO-JT231MRO-S7Z
電源AC100V(50-60Hz)AC100V(50-60Hz)
オーブン出力:1,300W
消費電力:1,340W
温度調節:100~210℃、250℃、発酵(30・35・40・45℃)
出力:1,300W
消費電力:1,340W
温度調節:100~210℃、250℃、発酵(30・35・40・45℃)
グリル出力:1,300W
消費電力:1,340W
出力:1,300W
消費電力:1,340W
レンジ手動出力:800W、600W、500W、200W相当、100W相当
消費電力(最高):1,450W
手動出力:800W、600W、500W、200W相当、100W相当
消費電力(最高):1,450W
年間消費電力量73.4kWh/年70.4kWh/年

価格の違い(2022年2月22日現在)

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の価格の違いを比較しました。

MRO-JT231のジャパネット価格は以下となっています。

※下取り後価格は2022年4月9日まで。

  • 下取りなし価格:税込44,980円(送料990円)
  • 下取り後価格:税込29,980円(送料990円/下取手数料550円)

MRO-S7Zの市場価格は「価格.com」で調査しました。

45店舗の価格帯は税込32,500円~税込46,800円でした。平均価格は37,000円前後のようですね。

まとめ(価格優先ならMRO-JT231。機能・性能で選ぶならMRO-S7Z)

最後にジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S7Z)の違いを調べた感想をまとめますね。

見出しにも書いたように、価格優先ならMRO-JT231。機能・性能で選ぶならMRO-S7Zをおすすめします。

レンジとしてはMRO-S7Zの方が高性能ですね。

「重量センサー+蒸気・温度センサー」を搭載しておりムラなく温められます。

加熱室の天井は平面ヒーターですからお手入れが簡単です。お皿をぶつけて故障する心配もありません。

丸洗いできるテーブルプレートは庫内にセットしたまま使えるから置き場所に困りません。

さらに加熱室の内部には汚れが落ちやすい塗装が施されています。

レシピ数、オートメニュー数もMRO-S7Zの方が圧倒的に多いですよ。

その代わり値段はMRO-JT231の方が約7,000円安く販売されています(下取り後価格です)

少しでも安いレンジが欲しい人はMRO-JT231、温めムラが少ないレンジが欲しい人はMRO-S7Zを選ぶと良いでしょう。

追記
MRO-JT231の口コミを書きました!

実際に買ってみた感想なので気になる人はチェックしてみてくださいね♪

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