ジャパネットのオーブンレンジ・電子レンジ

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの違い(ジャパネットの日立オーブンレンジと同等品を比較しました)

2022年11月1日

ジャパネットファン 電子レンジ・オーブン イラスト1

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの違い(ジャパネットの日立オーブンレンジと同等品を比較しました)

MRO-JT232はジャパネットオリジナルモデル。MRO-S7AとMRO-F6Aは市販品です。

ジャパネット限定のオーブンレンジと市販品はどこが違うのか気になったので調べてみましたよ。

※その他の商品は「ジャパネットのオーブンレンジ・電子レンジ」の記事一覧をご覧ください。

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの違い

今回、機能・性能・価格などを比較したのは以下の3商品です。

  • ジャパネットオリジナルモデル「日立 過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-JT232」
  • 市販品「日立 過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-S7A」
  • 市販品「日立 オーブンレンジ MRO-F6A」

機能・性能・価格が似ている3商品の中でどれを選ぶのがおすすめなのか気になりますよね!


日立|HITACHI スチームオーブンレンジ ヘルシーシェフ レッド MRO-S7A-R [22L]


日立|HITACHI オーブンレンジ ホワイト MRO-F6A-W [22L]

発売日

MRO-JT232の発売日は2022年10月3日です。

MRO-S7AとMRO-F6Aの発売日は2022年7月です。

ジャパネットモデルは市販品の約3ヶ月後に発売された製品ということになりますね。

生産国

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの生産国はタイです。違いはありません。

MRO-JT232の色はレッドとホワイトです。

MRO-S7Aの色はレッドです。

MRO-F6Aの色はホワイトです。

ジャパネットモデルは赤と白の2色から選べるのが嬉しいですね。

加熱方式

MRO-JT232とMRO-S7Aの加熱方式はレンジ、オーブン、グリル、スチーム(給水タンク式)、過熱水蒸気(ボイラー式)です。

MRO-F6Aの加熱方式はレンジ、オーブン、グリル、スチーム(簡易スチーム式)です。過熱水蒸気の機能はありません。

過熱水蒸気を使ったヘルシーメニューを作りたい人はMRO-JT232かMRO-S7Aを選びましょう。

操作パネル

MRO-JT232の操作パネルは以下となっています。

  • オートメニューボタン(あたためいろいろ、解凍下ゆで、ヘルシー調理、過熱水蒸気調理、おかずスイーツ調理)
  • お手入れボタン
  • メニュー選択ボタン
  • あたため/スタートボタン
  • とりけしボタン
  • 手動調理ボタン(レンジ出力切替、オーブン発酵、グリル)
  • 時間設定ボタン(10分、1分、10秒)
  • 出力/温度/仕上がりボタン

MRO-S7Aの操作パネルは以下となっています。

  • 手動調理ボタン(レンジ発酵、オーブン発酵、グリル、スチーム)
  • 簡単レンジボタン
  • 時間設定ボタン(10分、1分、10秒)
  • メニュー/温度選択ボタン
  • あたため/スタートボタン
  • とりけしボタン
  • オートメニューボタン(あたためいろいろ、人気メニュー、解凍下ゆで、冷凍から焼き物、冷凍食品パリッと調理)
  • 仕上がりボタン
  • 追加加熱ボタン
  • お手入れボタン

MRO-F6Aの操作パネルは以下となっています。

  • 手動調理ボタン(レンジ発酵、オーブン発酵、グリル)
  • 少人数ボタン
  • 時間/重量(グラム)ボタン(10分、1分/100g、10秒/10g)
  • メニュー/温度選択ボタン
  • あたため/スタートボタン
  • とりけしボタン
  • オートメニューボタン(あたためいろいろ、人気メニュー、解凍下ゆで、冷凍から焼き物、冷凍食品)
  • 仕上がりボタン
  • 追加加熱ボタン
  • 脱臭ボタン

ジャパネットモデルはオートメニューを左側に配置していますね。

手動調理で細かく設定するよりも、オートメニューで気軽に料理にチャレンジしてほしいという工夫が感じられました。

赤外線センサーの採用により、飲み物の杯数やグラム設定が不要になった点も見逃せません。

本体外形寸法

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの本体外形寸法は幅483×奥行388×高340mmです。

3機種とも同じ大きさです。違いはありません。

本体質量

MRO-JT232とMRO-S7Aの本体質量は約13.5kgです。

MRO-F6Aの本体質量は約12.7kgです。

MRO-F6Aには過熱水蒸気調理の機能がないので軽いですね。

庫内有効寸法

MRO-JT232の庫内有効寸法は幅295×奥行316×高220mmです。

MRO-S7AとMRO-F6Aの庫内有効寸法は幅295×奥行323×高さ213mmです。

加熱室天井の管ヒーターの有無により、庫内有効寸法が微妙に異なっていました。

庫内容積

MRO-JT232の庫内容積は23Lです。

MRO-S7AとMRO-F6Aの庫内有効寸法は22Lです。

ジャパネットモデルは1Lも庫内容積が大きくなっています。これは使いやすいですね。

皿サイズ

MRO-JT232に付属する「黒皿」のサイズは310mm×310mmです。

MRO-S7AとMRO-F6Aに付属する「外して丸洗いテーブルプレート(オーブン兼用)」のサイズは306mm×311mmです。

MRO-S7AとMRO-F6Aのテーブルプレートは正方形ではないみたいですね。

対応周波数

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの対応周波数はヘルツフリーです(50Hz/60Hzに対応)

3機種とも同じです。違いはありません。

年間消費電力量

MRO-JT232の年間消費電力量は73.4kWh/年です。

MRO-S7AとMRO-F6Aの年間消費電力量は70.4kWh/年です。

ジャパネットモデルの年間消費電力量は市販品より少し多いようですね。

消費電力

MRO-JT232の消費電力は以下となっています。

  • オーブン機能の年間消費電力量:13.0kWh/年
  • 電子レンジ機能の年間消費電力量:60.4kWh/年

MRO-S7AとMRO-F6Aの消費電力は以下となっています。

  • オーブン機能の年間消費電力量:10.7kWh/年
  • 電子レンジ機能の年間消費電力量:59.7kWh/年

やはりジャパネットモデルは市販品よりも電気代が少し高いみたいですね。

レンジ最大消費電力/出力

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aのレンジ最大消費電力/出力は以下となっています。

それぞれ共通で違いはありませんでした。

  • 最大出力:1,000W
  • 消費電力(最高):1,450W

オーブン最大消費電力/出力

MRO-JT232のオーブン最大消費電力/出力は以下となっています。

  • 出力:1,300W
  • 消費電力:1,350W

MRO-S7AとMRO-F6Aのオーブン最大消費電力/出力は以下となっています。

  • 出力:1,300W
  • 消費電力:1,340W

ジャパネットモデルはオーブンの消費電力が市販品より10W多くなっています。

グリル最大消費電力/出力

MRO-JT232のグリル最大消費電力/出力は以下となっています。

  • 出力:1,300W
  • 消費電力:1,350W

MRO-S7AとMRO-F6Aのグリル最大消費電力/出力は以下となっています。

  • 出力:1,300W
  • 消費電力:1,340W

ジャパネットモデルはグリルの消費電力が市販品より10W多くなっています。

解凍機能

MRO-JT232とMRO-S7AとMRO-JT231の解凍機能は「全解凍・半解凍」です。

いずれも同じです。違いはありません。

清掃性

MRO-JT232とMRO-S7Aの清掃性は「清掃」「脱臭(空焼き)」「水抜き」コースです。

MRO-F6Aの清掃性は「脱臭(空焼き)」コースだけとなっています。

MRO-JT232とMRO-S7Aは、スチームで加熱室の汚れをとる「清掃」と本体に残った水を抜く「水抜き」を搭載しています。

過熱水蒸気調理の機能を搭載しているからできる便利な機能です。

設置性

MRO-JT232の設置性は「右・背面壁ピッタリ設置(左4cm以上・上方10cm以上開放)」です。

MRO-S7AとMRO-F6Aの設置性は「背面壁ピッタリ(左右4.5cm以上・上方10cm以上)」です。

ジャパネットモデルは右側も壁にぴったり設置できるので狭い場所に向いています。

付属品

MRO-JT232の付属品は「黒皿1枚、給水タンク(本体にセット済み)、取扱説明書(レシピ集含む)」です。

MRO-S7Aの付属品は「テーブルプレート1枚、給水タンク(本体にセット済み)、つゆ受けカバー(本体にセット済み)、取扱説明書(レシピ集含む)」です。

MRO-F6Aの付属品は「テーブルプレート1枚、取扱説明書(レシピ集含む)」です。

MRO-S7AとMRO-F6Aのテーブルプレートは加熱室の底面にセットしたままで使えます。

オーブンやグリルのときだけ、庫内の皿受棚にセットして使用します。

置き場所に困るMRO-JT232の黒皿より便利ですね。

またMRO-S7Aの、つゆ受けカバーはスチーム調理で発生するつゆや食品くずを受けてくれます。

スチームや過熱水蒸気を使うメニューは加熱室が汚れやすいので、つゆ受けカバーも重宝しそうです。

年間電気代

MRO-JT232の年間電気代は約2,275.4円です。

※年間消費電力量73.4kWh/年×電量料金1kWhあたり31円にて換算。

MRO-S7AとMRO-F6Aの年間電気代は約2,182.4円です。

※いずれも年間消費電力量70.4kWh/年×電量料金1kWhあたり31円にて換算。

ジャパネットモデルは市販品より1年間で約93円電気代が高くなっています。

庫内の天面

MRO-JT232の管ヒーターは加熱室天井部に設置されています(天井はフラットではありません)

MRO-S7AとMRO-F6Aの上平面ヒーターは加熱室天井部に内蔵されています(天井はフラットです)

MRO-S7AとMRO-F6Aは天井が平らなので汚れを拭きやすいですね。

庫内のヒーターに関してはジャパネットモデルのコストダウンを感じさせるところです。

センサー

MRO-JT232は赤外線センサーと温度センサーを搭載しています。

MRO-S7Aは重量センサー+蒸気・温度センサーを搭載しています。

MRO-F6Aは温度センサーを搭載しています。

MRO-JT232は8眼赤外線センサーが温めたい食品の表面温度を測定。量やグラムの設定無しで簡単に温められるようになりました。

一方で市販品のMRO-S7Aは加熱室奥の下に食品の重さをはかる重量センサーを内蔵しています。

さらに蒸気の発生と温度を検知する蒸気・温度センサーも搭載しています。

レシピ数・オートメニュー

MRO-JT232のレシピ数は71種類。オートメニューは30種類です。

MRO-S7Aのレシピ数は121種類。オートメニューは94種類です。

MRO-F6Aのレシピ数は109種類。オートメニューは78種類です。

レシピ数とは日立公式サイトの「クッキングメニュー」で紹介されている項目の数です。

オートメニューは説明書の「オートメニュー一覧」に載っている項目の数です。

市販品はレシピ数とオートメニューの種類が豊富ですね。

「冷凍から焼き物」や「冷凍食品パリッと調理」などのメニューも選べます。

いろんな料理にチャレンジしたい人には市販品の方がおすすめです。

価格(2023年2月20日現在)

MRO-JT232のジャパネット価格は以下となっています。

※下取り後価格は2023年4月8日まで(ジャパネット「春の下取り祭 2023」対象商品)

  • 下取りなし価格:税込54,980円(送料990円)
  • 下取り後価格:税込29,980円(送料990円、下取品回収料金900円)

MRO-S7Aの相場は「価格.com」で調査しました。

  • 価格帯:税込35,500円~税込49,280円(62店舗)
  • 直近3ヶ月の平均価格:税込40,000円前後

MRO-F6Aの相場は「価格.com」で調査しました。

  • 価格帯:税込30,480円~税込43,780円(50店舗)
  • 直近3ヶ月の平均価格:税込36,000円前後

まとめ(3機種のどれが一番おすすめ?)

最後にMRO-JT232とMRO-S7AとMRO-F6Aの違いを比較した結果をまとめますね。

  • 発売日(MRO-JT232は2022年10月発売。市販品は2022年7月発売)
  • 色(MRO-JT232はレッドとホワイトの2色が選べる)
  • 加熱方式(MRO-JT232はレンジ、オーブン、グリル、スチーム、過熱水蒸気に対応)
  • 操作パネル(MRO-JT232の操作パネルはオートメニューボタンが左側にある)
  • 庫内容積(MRO-JT232は23L。市販品は22L)
  • 消費電力(MRO-JT232は市販品より少し多い)
  • 設置性(MRO-JT232は右側と背面を壁にピッタリくっつけて設置できる)
  • 付属品(市販品のテーブルプレートは常にセットしたままで使える)
  • 年間電気代(MRO-JT232の電気代は1年間で約93円高い)
  • 庫内の天面(MRO-JT232はヒーターがむき出し。市販品は内蔵でフラット)
  • センサー(MRO-JT232は8眼赤外線センサーと温度センサーを搭載)
  • レシピ数・オートメニュー(MRO-JT232は収録数が市販品より少ない)
  • ジャパネット価格(MRO-JT232は下取りサービスを利用すると安い)

MRO-S7Aは「松」、MRO-JT232は「竹」、MRO-F6Aは「梅」といった感じです笑

ただしジャパネットで下取りサービスを利用すると、MRO-JT232のほうがMRO-F6Aより安く買えるのでおすすめです。

やっぱり過熱水蒸気調理ができるのは魅力的ですよね!

市販品のMRO-S7Aも悪くないけれど値段が高いのと重量センサーが気になります。

重量センサーとは要するに「はかり」です。食品の重さを量って加熱を制御します。

あくまで個人的な感想ですが、日立製オーブンレンジの重量センサーは故障しやすい気がします…。

また重量センサーの0点調整値がずれると加熱不足や加熱し過ぎが発生するため、ときどきボタンを押して0点調節をする必要があります。

それにくらべるとジャパネットモデルの8眼赤外線センサーはお手入れも簡単で使いやすいはずですよ。

天井がフラットじゃないこと、レシピ数・オートメニューが少ないことなど多少気になるところもあります。

でも価格を考えるとジャパネットのMRO-JT232は、なかなか良い商品なのではないでしょうか。

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