ジャパネットのオーブンレンジ・電子レンジ

MRO-JT231とMRO-S8Zを比較!ジャパネットのオーブンレンジ「日立 ヘルシーシェフ」と市販31L大容量モデルの違いを調べました

2022年3月22日

ジャパネットファン 電子レンジ・オーブン イラスト1

ジャパネットで買える「日立 ヘルシーシェフ MRO-JT231」と市販品の「MRO-S8Z」を比較しました。

両方とも過熱水蒸気オーブンレンジです。ただしMRO-S8Zは大容量(31L)です。さらにセンサー種類が豊富なので2品同時あたため可能です。

※その他の商品は「ジャパネットの電子レンジ・オーブンレンジ」の記事一覧をご覧ください。

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S8Z)の違いを比較しました

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S8Z)の違いを比較しました。

市販モデルの「日立 ヘルシーシェフ MRO-S8Z」は2021年6月に発売された商品です。

同時発売された「MRO-S7Z」の大容量版ですが一部の機能が異なっています。

ジャパネットモデルとの違いが気になったので詳細を調べてみましたよ!


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基本的な性能

MRO-JT231とMRO-S8Zの基本的な性能を比較しました。

主な違いは「総庫内容量、庫内形状、センサー種類」です。

最大の違いは総庫内容量ですね。MRO-JT231は22L、MRO-S8Zは31Lとなっています。

2~3人の利用ならMRO-JT231、4人以上ならMRO-S8Zがおすすめですよ。

たとえば大皿でピザやグラタンやラザニアを作りたい人はMRO-S8Zを選びましょう!

幅広の庫内を実現するためにMRO-S8Zは操作パネルを本体の下側に配置。ワイド庫内を採用しています。

センサーの種類も異なっています。

MRO-JT231は温度センサーのみですが、MRO-S8Zは3種類のセンサーを搭載しています。

食品の重さを量る「重量センサー」、蒸気の発生と温度を検知する「蒸気・温度センサー」の組み合わせにより、オート調理でも食品をむらなく温めることが可能です。

また重量センサーで重さを量るため、レンジ加熱後やオーブン調理後で庫内の温度が高くても、連続でオートあたためが可能になっています。

食品を適切な温度に温めるのはMRO-S8Zのほうが得意だと言えるでしょう。

基本的な性能MRO-JT231MRO-S8Z
タイプ過熱水蒸気オーブンレンジ過熱水蒸気オーブンレンジ
本体カラーレッド(R)、ホワイト(W)レッド(R)、ホワイト(W)
総庫内容量・庫内形状22L・フラット庫内31L・ワイド&フラット庫内
センサー種類温度センサー重量センサー+蒸気・温度センサー

加熱方式

MRO-JT231とMRO-S8Zの加熱方式を比較しました。

主な違いは「天井部のヒーター」です。

MRO-JT231は管ヒーターとなっています(下部は平面ヒーター)

蛍光灯のようにガラス管がむき出しになっているため、黒皿や容器をぶつけると割れることがあるので注意が必要です。

また加熱室の中を掃除するときもガラス管が邪魔で掃除しにくいですね…。

一方、MRO-S8Zは天井部も平面ヒーターとなっています。

フラットな天面を実現しているため拭きやすくお手入れが簡単ですよ。

使いやすさという点ではMRO-S8Zのほうが圧倒的にオススメだと思います。

加熱方式MRO-JT231MRO-S8Z
レンジ 最高出力1,000W(自動:最大3分間)1,000W(自動:最大3分間)
オーブン最高温度(自動):250℃
段数:1段
方式:ヒーター式
ヒーター:(上)管ヒーター、(下)平面ヒーター
最高温度(自動):250℃
段数:1段
方式:ヒーター式
ヒーター:上下平面ヒーター
グリル(上)管ヒーター、(下)平面ヒーターグリル上下平面ヒーターグリル
スチーム給水タンク式給水タンク式
過熱水蒸気ボイラー式ボイラー式

メニュー

MRO-JT231とMRO-S8Zのメニューを比較しました。

主な違いは「レシピ数、オートメニュー数、クックパッド殿堂入りレシピ、スピードメニュー(10分メニュー)、ノンフライ」です。

全体的にMRO-S8Zはメニューの種類が豊富ですね。

レシピ数はMRO-JT231の約2倍。オートメニュー数は約3倍も内蔵しています。

この中で注目したいのは「クックパッド殿堂入りレシピ」です。

クックパッド殿堂入りレシピとは、1,000人以上のクックパッドユーザーが実際に作った人気のレシピです。

その中から厳選した以下の5レシピがオートで作れますよ。

  • 簡単なのに本格的♪ チャプチェ by ぺくちん
  • 超かんたんで美味しいキーマカレー♪ by baggio10
  • ✿ブロッコリーのおかかマヨ和え✿ by annnnn
  • ミキサー不要☆簡単!牛乳でかぼちゃスープ by 陽だまり日記
  • つくれぽ6000感謝やみつき無限ピーマン by tokuherb

どのレシピも簡単でおいしく作れるメニューなので試してみてくださいね。

メニューMRO-JT231MRO-S8Z
レシピ数69144
オートメニュー数3097
野菜シャキシャキメニュー
クックパッド殿堂入りレシピ5
食品メーカーコラボレシピ
簡単プラボウルメニュー
スピードメニュー(10分メニュー)627
最短1分スピードメニュー
ノンフライ618
少人数メニュー
セットメニュー

使いやすさ

MRO-JT231とMRO-S8Zの使いやすさを比較しました。

主な違いは「2品同時あたため、トースト(1~2枚)、簡単操作」です。

上位機種のMRO-S8Zは「2品同時あたため」機能を搭載しています。

ごはんやお惣菜などを以下の条件で同時にあたためられますよ。

  • 常温・冷蔵保存した食品を2品同時にあたためる
  • 冷凍保存した食品と冷蔵保存した食品を2品同時にあたためる

重量センサーと蒸気・温度センサーを搭載しているからできる高度な機能です。

ただし上手に仕上げるには「2品の分量をほぼ同じにする」「食品の形状・庫内温度・容器」など条件があるのでご注意ください。

またMRO-S8Zは、手動600W、500Wが簡単に使える「簡単レンジボタン」を搭載しています。

「簡単レンジ」を押すだけでレンジ600Wと500Wが切り替わります。

あとは「加熱時間」を選んで「あたためスタート」を押すだけでスタートします。

前回「簡単レンジ」で選んだ出力(W)を記憶しているので毎回選ぶ必要がなく便利です。

ただしトーストに関してはMRO-JT231より時間がかかります(約14~23分)

途中で裏返すのも面倒なのでトーストは専用のトースターで焼いたほうが良いでしょう。

使いやすさMRO-JT231MRO-S8Z
2品同時あたため○(対応)
トースト(1~2枚)(オート:途中で裏返し)約8~9分(手動予熱有り:途中で裏返し)約14~23分
庫内の見やすさ白熱球庫内灯×1灯白熱球庫内灯×1灯
表示部液晶(バックライトなし)液晶(バックライトなし)
簡単操作簡単レンジボタン
スマートフォン連携

お手入れ

MRO-JT231とMRO-S8Zのお手入れを比較しました。

お手入れに関してはMRO-S8Zの方が圧倒的に便利ですね。

庫内の底面は「外して丸洗いテーブルプレート」を採用しています。

汚れても外して洗えるので清潔です。しかもテーブルプレートを庫内から外しておく必要がないので置き場所に困りません。

庫内の側面と背面は汚れを落としやすいシリコン系塗装が施されています。

さらに天面がフラットなので拭きやすくガラス管を破損することもありません。

お手入れMRO-JT231MRO-S8Z
庫内底面拭きやすいフラット庫内外して丸洗いテーブルプレート
庫内側面・背面・天面汚れを落としやすい庫内側面・背面、お手入れしやすい平面グリルヒーター
コース清掃・脱臭・水抜き清掃・脱臭・水抜き

付属品/寸法・質量/設置

MRO-JT231とMRO-S8Zの付属品/寸法・質量/設置を比較しました。

当然のことながらMRO-S8Zは大容量ですから大きく重くなっています。

  • MRO-JT231:幅48.3cm×奥行38.8cm×高さ34cm
  • MRO-S8Z:幅48.7cm×奥行43cm×高さ36.5cm

MRO-S8Zは奥行が4.2cmも大きいので設置場所に余裕があるか確認しましょう。

また質量も約2kgの違いがあります。レンジ台の耐荷重量にご注意ください。

放熱スペースに関しては、右側と背面を壁にピッタリくっつけられるMRO-JT231の方が便利ですね。

付属品/寸法・質量/設置MRO-JT231MRO-S8Z
付属品黒皿 310×310mm 1枚外して丸洗いテーブルプレート(オーブン兼用)411×314mm 1枚
本体外形寸法(ハンドル含む)幅483×奥行388(433)×高さ340mm幅487×奥行430(465)×高さ365mm
脚間寸法幅:ドア側約32.6cm、背面側38cm
奥行き:約24.6cm
幅:ドア側約34.5cm、背面側32.8cm
奥行き:約24.5cm
設置(設置時に確保する放熱スペース)右・背面 壁ピッタリ
左4cm以上・上方10cm以上
背面 壁ピッタリ
左右4.5cm・上方10cm以上
庫内有効寸法(幅×奥行×高さ)幅295×奥行316×高さ220mm幅401×奥行344×高さ218mm
質量約13.5kg約15.5kg

基本・仕様・性能

MRO-JT231とMRO-S8Zの基本・仕様・性能を比較しました。

主な違いは「オーブン、グリル、年間消費電力量」です。

意外にもオーブン・グリルの出力や消費電力はMRO-S8Zの方が少ないですね。

しかし年間消費電力量はMRO-S8Zの方が5.9kWh多いようです。

結果として年間電気代もMRO-JT231より159.3円高い2141.1円となっています(1kWhあたり税込27円として算出)

基本・仕様・性能MRO-JT231MRO-S8Z
電源AC100V(50-60Hz)AC100V(50-60Hz)
オーブン出力:1,300W
消費電力:1,340W
温度調節:100~210℃、250℃、発酵(30・35・40・45℃)
出力:1,210W
消費電力:1,240W
温度調節:100~210℃、250℃、発酵(30・35・40・45℃)
グリル出力:1,300W
消費電力:1,340W
出力:1,210W
消費電力:1,240W
レンジ手動出力:800W、600W、500W、200W相当、100W相当
消費電力(最高):1,450W
手動出力:800W、600W、500W、200W相当、100W相当
消費電力(最高):1,450W
年間消費電力量73.4kWh/年79.3kWh/年

価格(2022年3月22日現在)

ジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S8Z)の価格の違いを比較しました。

MRO-JT231のジャパネット価格は以下となっています。

※下取り後価格は2022年4月9日まで。

  • 下取りなし価格:税込44,980円(送料990円)
  • 下取り後価格:税込29,980円(送料990円/下取手数料550円)

MRO-S8Zの市場価格は「価格.com」で調査しました。

37店舗の価格帯は税込37,600円~税込54,800円でした。平均価格は43,000円前後のようですね。

まとめ(MRO-JT231は小型軽量で安い。MRO-S8Zは大容量でメニュー豊富)

最後にジャパネットモデル(MRO-JT231)と市販モデル(MRO-S8Z)を比較した結果をまとめますね。

それぞれの主な違いは以下となっています。

  • MRO-JT231は小型で軽量(奥行38.8cm、約13.5kg)
  • MRO-JT231は右側と背面を壁ピッタリ設置可能
  • MRO-JT231は年間電気代が安い(1年間で比較すると159.3円安い)
  • MRO-JT231は値段が安い(下取り利用なら約1万円安い)
  • MRO-S8Zは大容量31L(4人以上の家族におすすめ)
  • MRO-S8Zはセンサーの種類が豊富(重量センサー+蒸気・温度センサー)
  • MRO-S8Zは天井がフラット(ガラス管なしで掃除しやすい)
  • MRO-S8Zはメニューの種類が豊富(クックパッド殿堂入りレシピなど)
  • MRO-S8Zは2品同時あたため可能(ただし条件あり)
  • MRO-S8Zはお手入れ簡単(外せるテーブルプレート、庫内の汚れを落としやすい塗装)

ジャパネットモデルのMRO-JT231は小型・軽量で少人数に向いています。

右側と背面を壁にピッタリくっつけて設置できるので狭い場所でも安心ですね。

なんといってもリーズナブルな価格が魅力的です(下取り利用なら税込29,980円)

一方、市販モデルのMRO-S8Zは大容量で4人以上の家庭に向いています。

センサーの種類が多いのでオートでも失敗しにくく、2品同時あたためも可能です。

メニューの種類も豊富ですからオーブンレンジでいろんな料理にチャレンジしたい人におすすめします。

ただし本体が大きく重いので設置スペースを確認した上で注文されたほうが良いでしょう。

【追記】

MRO-JT231の口コミを書きました!

実際に買ってみた感想なので気になる人はチェックしてみてくださいね♪

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