ジャパネットオリジナルモデルの「ダイキン エアコン Nシリーズ AJT22ZNS」とビックカメラモデル(EBKシリーズ AN22ZEBKS)の違いを比較しました。
EBKシリーズは「おでかけ運転」と「オリジナルおやすみ運転」を搭載しています。
※その他の商品は「ジャパネットのエアコン」の記事一覧をご覧ください。
目次
ジャパネットモデル(AJT22ZNS)とビックカメラモデル(AN22ZEBKS)の違いを比較しました
ジャパネットモデルの「ダイキン エアコン Nシリーズ AJT22ZNS」は2022年5月に発売された商品です。
一方、ビックカメラモデルの「ダイキン エアコン EBKシリーズ AN22ZEBKS-W」は2022年3月に発売された商品です。
どちらもフィルター自動掃除機能なしのショップオリジナル限定モデルとなっています。
市販品の「ダイキン Eシリーズ 2022年モデル」をベースに開発されたと思われる2機種の違いが気になったので詳しく調べてみましたよ!
ダイキン|DAIKIN 【標準工事費込み】AN22ZEBKS-W エアコン 2022年 EBKシリーズ ホワイト [おもに6畳用 /100V]
外見の違い
AJT22ZNSとAN22ZEBKSの外見の違いを比較しました。
室内ユニットについては以下の部品が共通です。
- 吸込口(上面)
- 前面パネル
- エアフィルター(黒色、左右2ヵ所)
- 抗ウイルスフィルター(表面:白色)
- ストリーマユニット(灰色)
- 吹出口
- ルーバー(左右風向調節羽根)
- フラップ(上下風向調節羽根)
- 機種名
- 本体表示部
- 電源コード
- 電源プラグ
本体表示部の内容は以下が一致していました。
- 受信部
- 運転ランプ(緑色)
- タイマーランプ(橙色)
- 内部クリーンランプ(緑色)
- 運転/停止ボタン
- 室内温度センサー部
付属のリモコンについても以下のボタンが同じです。
- 自動ボタン
- 停止ボタン
- 冷房ボタン
- ドライボタン
- 暖房ボタン
- 送風ボタン
- 温度ボタン
- 風量ボタン
- ストリーマ空気清浄ボタン
- 風ないスボタン
- 風向上下ボタン
- 風向左右ボタン
- おやすみボタン
- 高温防止ボタン
- 水内部クリーンボタン
- サインリセットボタン
- タイマー入ボタン
- タイマー切ボタン
- タイマー取消ボタン
さらにAN22ZEBKSのリモコンには「おでかけボタン」が追加されていました。
一部のボタン配置もAJT22ZNSとAN22ZEBKSは異なっていますね。
仕様の違い
AJT22ZNSとAN22ZEBKSの仕様の違いを比較しました。
結論を書くと仕様は全く同じ製品ですね。性能の違いはありません。
冷暖房の性能、消費電力、運転音、対応する面積、外形寸法、質量、付属品に至るまで一致していました。
機種 | 室内機:AJT22ZNS-W 室外機:AJR22ZNS | 室内機:AN22ZEBKS-W 室外機:AR22ZEBKS |
---|---|---|
種類 | 冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター) | 冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター) |
電源 | 単相/100V 室内電源 | 単相/100V 室内電源 |
冷房能力 | 2.2kW | 2.2kW |
冷房の消費電力 | 580W | 580W |
冷房の運転電流 | 6.7A(最大14.0A) | 6.7A(最大14.0A) |
冷房の運転音 | 室内機:62dB 室外機:60dB | 室内機:62dB 室外機:60dB |
冷房の面積の目安 | 鉄筋アパート南向き洋室:15㎡ 木造南向き和室:10㎡ | 鉄筋アパート南向き洋室:15㎡ 木造南向き和室:10㎡ |
暖房能力 | 2.2kW | 2.2kW |
暖房低温能力 | 2.8kW | 2.8kW |
暖房の消費電力 | 470W | 470W |
暖房の低温消費電力 | 1130W | 1130W |
暖房の運転電流 | 5.4A(最大14.5A) | 5.4A(最大14.5A) |
暖房の運転音 | 室内機:62dB 室外機:60dB | 室内機:62dB 室外機:60dB |
暖房の面積の目安 | 鉄筋アパート南向き洋室:10㎡ 木造南向き和室:8㎡ | 鉄筋アパート南向き洋室:10㎡ 木造南向き和室:8㎡ |
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2005) | 5.8 | 5.8 |
通年エネルギー消費効率(区分名) | A | A |
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2013) | 5.8 | 5.8 |
外形寸法(高さ×幅×奥行) | 室内機:285×770×233mm 室外機:550×675×284mm | 室内機:285×770×233mm 室外機:550×675×284mm |
質量 | 室内機:8kg 室外機:20kg | 室内機:8kg 室外機:20kg |
付属品 | 取扱説明書、保証書、リモコン、単4形アルカリ乾電池×2本、抗ウイルスフィルター | 取扱説明書、保証書、リモコン、単4形アルカリ乾電池×2本、抗ウイルスフィルター |
機能の違い
AJT22ZNSとAN22ZEBKSの機能の違いを比較しました。
以下の機能は内容が一致しており違いはありません。
- 水内部クリーン(結露水洗浄)
- ストリーマ空気清浄
- PIT(ピット)制御(0.5℃単位の温度設定)
- タフネス暖房・冷房(-15℃~50℃対応)
- ヒートブースト制御
- 風ないス運転
- 9段階セレクトドライ
- ワンタッチ入・切タイマー
- 抗ウイルスフィルター
- 「高温防止」モード
- オートスイング(立体/上下/左右)
- コンパクトサイズの室内機(幅770mm)
さらにAJT22ZNSは「ジャパネットオリジナル機能」として以下の機能を搭載しています。
- カビないスティック
「カビないスティック」は、防カビ・抗菌効果のある薬剤がエアコン内部に貼り付けられています。
エアコンを使うたびに有効成分が少しずつ溶け出して、ドレンパンに流れるカビを抑制する効果を発揮します。
ストリーマが届かないドレンパン内部まで清潔を保つことができる地味だけど嬉しい機能ですよ。
片や、AN22ZEBKSは「ビックカメラオリジナル機能」として以下の機能を搭載しています。
- おでかけ運転
- オリジナルおやすみ運転
「おでかけ運転」は、外出中で部屋に人がいないときに使用する機能です。
帰宅時に、夏場は暑過ぎず、冬場は寒くなりすぎないように、おでかけ中の室内温度をエアコンが自動で調整します。
使い方は簡単です。冷房・暖房運転中にリモコンの「おでかけボタン」を押すと、リモコン表示部に「おでかけマーク」が表示されます。
あとはエアコンが設定温度を自動で決めてくれます。取り消したいときは「おでかけボタン」をもう一度押すだけです。
夏場の冷房時は留守中の室内を32℃以下で節約運転。冬場の暖房時は14℃の設定で節約運転できます。
家に帰ってきたときに室温が快適な状態になっているのは便利ですよね♪
「オリジナルおやすみ運転」は、標準の「おやすみ運転」より、さらに控えめな運転音で睡眠環境をサポートする機能です。
オリジナルおやすみ運転開始から約1時間は、運転音を図書館の中(約40dB)より静かな35dB以下に抑えて眠りやすくしてくれますよ。
使い方は標準のおやすみ運転と同じです。
冷房・暖房運転中に「おやすみボタン」を押すとリモコン表示部におやすみマークが表示されます。もう一度押すと取り消しになります。
ただしオリジナルおやすみ運転は「2.2~3.6kWのみ適用」となっています(6畳用・8畳用・10畳用・12畳用)
4.0kW以上(14畳用・18畳用)は標準のおやすみ運転になるので注意が必要です。
対応する畳数の違い
ジャパネット「ダイキンNシリーズ」とビックカメラ「ダイキンEBKシリーズ」の対応する畳数の違いを比較しました。
ジャパネット「ダイキンNシリーズ」のラインナップは以下となっています。
- AJT22ZNS-W(主に6畳)
- AJT25ZNS-W(主に8畳)
- AJT28ZNS-W(主に10畳)
- AJT40ZNP-W(主に14畳)
- AJT56ZNP-W(主に18畳)
ビックカメラ「ダイキンEBKシリーズ」のラインナップは以下となっています。
- AN22ZEBKS-W(主に6畳)
- AN25ZEBKS-W(主に8畳)
- AN28ZEBKS-W(主に10畳)
- AN36ZEBKS-W(主に12畳)
- AN40ZEBKP-W(主に14畳)
- AN56ZEBKP-W(主に18畳)
ビックカメラ「ダイキンEBKシリーズ」には12畳用(AN36ZEBKS)がありますね。
ジャパネット「ダイキンNシリーズ」には12畳用がないので、該当する畳数が欲しい場合はビックカメラのEBKシリーズも検討してみてください。
ダイキン|DAIKIN 【標準工事費込み】AN36ZEBKS-W エアコン 2022年 EBKシリーズ ホワイト [おもに12畳用 /100V]
価格の違い(2022年5月30日現在)
AJT22ZNSとAN22ZEBKSの価格の違いを比較しました。
AJT22ZNSのジャパネット価格は以下となっています。
- ジャパネット通常価格:税込114,800円(送料3,960円)
- 値引き後価格:税込99,800円(送料3,960円、標準取付工事費無料)
※古いエアコンの取り外し工事料金は税込4,950円です。
※リサイクル・収集運搬料金は税込2,640円~です。
AN22ZEBKSのビックカメラ価格は以下となっています(ビックカメラ.comで調査)
- 販売価格:税込112,860円(送料無料、標準工事費込み、11,286ポイント)
※古いエアコンの取り外し工事料金は税込4,400円です。
※リサイクル・収集運搬料金は税込2,640円~です。
まとめ(AN22ZEBKSはオリジナル機能が豊富!AJT22ZNSは総額が安い!)
最後にAJT22ZNSとAN22ZEBKSの違いを比較した結果をまとめますね。
それぞれの主な違いは以下となっています。
- AJT22ZNSは「カビないスティック」を搭載(有効成分がドレンパン内部のカビを抑制)
- AN22ZEBKSは「おでかけ運転」を搭載(外出中の部屋の温度を自動調整)
- AN22ZEBKSは「オリジナルおやすみ運転」を搭載(開始から約1時間を静かに運転)
- AN22ZEBKSはリモコンに「おでかけボタン」がある
- AN22ZEBKSはリモコンのボタン配置が一部異なる
- AN22ZEBKSは12畳用がある(AN36ZEBKS)
その他の機能・性能は全く同じで違いは見られませんでした。
ビックカメラオリジナル機能が豊富な分、AN22ZEBKSのほうが高機能ですね!
では値段はどうなのでしょうか? 古いエアコンの取り外しを依頼するケースで比較してみましょう。
ジャパネットモデルのAJT22ZNSは以下となっています。
- 本体価格(税込99,800円)
- 標準取付工事費(無料)
- 送料(税込3,960円)
- リサイクル・収集運搬料金(税込2,640円~)
- 古いエアコンの取り外し料金(1台あたり税込4,950円)
合計金額は111,350円です(2022年5月30日現在)
ビックカメラモデルのAN22ZEBKSは以下となっています。
- 本体価格(税込112,860円、11,286ポイント)
- 標準取付工事費(無料)
- 送料(無料)
- リサイクル・収集運搬料金(税込2,640円~)
- 古いエアコンの取り外し料金(1台あたり税込4,400円)
合計金額は119,900円です(2022年5月30日現在)
標準取付工事の範囲外となる工事費について別料金が発生するのはどちらも同じです。
AN22ZEBKSはビックカメラのポイントが10%(11,286ポイント)付くので、今後もビックカメラで買い物をする予定があるのならお得ですね。
ビックカメラを利用する予定がないのであれば、ジャパネットのほうが総額が安くなっています。