ジャパネットで買える「ダイキン エアコン Cシリーズ AN22ZCS」と前モデル(AN22YCS)の違いを調べました。
2022年型は抗ウイルスフィルター、高温防止モードを搭載。さらに外気温50℃でも冷房運転可能になりました。
※その他の商品は「ジャパネットのエアコン」の記事一覧をご覧ください。
目次
2022年型(AN22ZCS)と2021年型(AN22YCS)の違いを比較しました
2022年型(AN22ZCS)と2021年型(AN22YCS)の違いを比較しました。
前モデルの「ダイキン エアコン Cシリーズ AN22YCS」は2021年3月20日に発売された商品です。
「フィルター自動お掃除」と「ストリーマ空気清浄」を搭載しています。
現行モデルのAN22ZCSと型落ち品のAN22YCSはどこが違うのか気になったので調べました!
ダイキン|DAIKIN 【標準工事費込み】AN22ZCS-W エアコン 2022年 Cシリーズ ホワイト [おもに6畳用 /100V]
外見の違い
AN22ZCSとAN22YCSの外見の違いを比較しました。
エアコン室内機に違いは見られませんでした。
以下の部品は全て共通です。
- 吸込口(上面)
- 前面パネル
- 吹出口
- ルーバー(左右風向調節羽根)
- フラップ(上下風向調節羽根)
- 本体表示部
ただし付属のリモコンには違いがありました。
AN22ZCSのリモコンには新機能の「高温防止ボタン」が追加されています。
仕様の違い
AN22ZCSとAN22YCSの仕様の違いを比較しました。
それぞれの主な違いはフィルターです。
AN22ZCSは「抗ウイルスフィルター」を採用しています。
この白いフィルターは付着したウイルスを抑制する効果があります。
抗ウイルスフィルターの交換の目安は約3年となっています。
一方でAN22YCSは「集塵・脱臭フィルター」を採用していました。
こちらはカビやアレル物質、ニオイを吸着する効果があります。ただし抗ウイルス機能はありません。
その他の仕様は全く同じで違いは見られませんでした。
機種 | 室内機:AN22ZCS-W 室外機:AR22ZCS | 室内機:AN22YCS-W 室外機:AR22YCS |
---|---|---|
発売日 | 2022年3月1日 | 2021年3月20日 |
種類 | 冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター) | 冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター) |
電源 | 単相/100V 室内電源 | 単相/100V 室内電源 |
冷房能力 | 2.2kW | 2.2kW |
冷房消費電力 | 560W | 560W |
冷房運転電流 | 6.6A(最大14.1A) | 6.6A(最大14.1A) |
冷房運転音 | 室内機:61dB 室外機:60dB | 室内機:61dB 室外機:60dB |
冷房面積の目安(鉄筋アパート南向き洋室) | 15㎡ | 15㎡ |
冷房面積の目安(木造南向き和室) | 10㎡ | 10㎡ |
暖房能力 | 2.2kW | 2.2kW |
暖房低温能力 | 2.8kW | 2.8kW |
暖房消費電力 | 465W | 465W |
暖房低温消費電力 | 1040W | 1040W |
暖房運転電流 | 5.5A(最大14.6A) | 5.5A(最大14.6A) |
暖房運転音 | 室内機:61dB 室外機:60dB | 室内機:61dB 室外機:60dB |
暖房面積の目安(鉄筋アパート南向き洋室) | 10㎡ | 10㎡ |
暖房面積の目安(木造南向き和室) | 8㎡ | 8㎡ |
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2005に基づく通年エネルギー消費効率および区分名) | 5.8(A) | 5.8(A) |
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2013に基づく通年エネルギー消費効率) | 5.8 | 5.8 |
外形寸法(高さ) | 室内機:250mm 室外機:550mm | 室内機:250mm 室外機:550mm |
外形寸法(幅) | 室内機:798mm 室外機:675mm | 室内機:798mm 室外機:675mm |
外形寸法(奥行) | 室内機:265mm 室外機:284mm | 室内機:265mm 室外機:284mm |
外形寸法(質量) | 室内機:10kg 室外機:22kg | 室内機:10kg 室外機:22kg |
付属品 | 取扱説明書、保証書、リモコン、単4形アルカリ乾電池×2、抗ウイルスフィルター | 取扱説明書、保証書、リモコン、単4形アルカリ乾電池×2、集塵・脱臭フィルター |
通信分仕様 | - ※別売品の無線LAN接続アダプターで対応 | - ※別売品の無線LAN接続アダプターで対応 |
機能の違い
AN22ZCSとAN22YCSの機能の違いを比較しました。
AN22ZCSで採用された新機能は以下となっています。
- 抗ウイルスフィルター
- 「高温防止」モード
- 高外気タフネス冷房(50℃対応)
- 高さ250mmのコンパクト室内機が4.0kW・5.6kWクラスまで拡大
「抗ウイルスフィルター」は前の項目でも解説したように抗ウイルス作用のある集塵フィルターです。
「高温防止」モードは部屋が高温になると自動で冷房運転を開始する機能です。
リモコンの「高温防止ボタン」を約2秒間押すと設定されます。
設定中は室内機やリモコンの表示部に「高温防止マーク」が表示されますよ。
「高外気タフネス冷房」は室外機の吸い込み温度が50℃まで対応できるようになりました(AN22YCSは46℃まで)
「高さ250mmのコンパクト室内機」は14畳用(AN40ZCP)と18畳用(AN56ZCP)にも採用されました。
ちなみに前モデルは14畳以上が高さ295mmだったので設置しやすくなっていますね。
その他の機能は全て共通で違いは見られませんでした。
対応する畳数の違い
2022年型Cシリーズと2021年型Cシリーズの対応する畳数の違いを比較しました。
2022年型Cシリーズのラインナップは以下となっています。
- 6畳(AN22ZCS)
- 8畳(AN25ZCS)
- 10畳(AN28ZCS)
- 12畳(AN36ZCS)
- 14畳(AN40ZCP)
- 18畳(AN56ZCP)
2021年型Cシリーズのラインナップは以下となっています。
- 6畳(AN22YCS)
- 8畳(AN25YCS)
- 10畳(AN28YCS)
- 12畳(AN36YCS)
- 14畳(AN40YCP)
- 18畳(AN56YCP)
- 20畳(AN63YCP)
- 23畳(AN71YCP)
2022年型は20畳用と23畳用が廃止されてしまいましたね…。
ちなみにジャパネットでは12畳用(AN36ZCS)の取り扱いがありません。
価格の違い(2022年6月14日現在)
AN22ZCSとAN22YCSの価格の違いを比較しました。
AN22ZCSのジャパネット価格は以下となっています。
- 下取りなし価格:149,800円(送料3,960円、標準取付工事費無料)
- 下取り後価格:税込129,800円(送料3,960円、標準取付工事費無料)
※古いエアコンの下取り希望の場合は、別途リサイクル・収集運搬料(目安:税込2,640円~)がかかります。
AN22YCSの相場は「価格.com」で調べました。
5店舗の価格帯は税込95,800円~税込99,632円です。平均価格は98,000円前後みたいですね。
AN22YCSは型落ち品なので現在も販売しているショップは少ないですね…。
- ジョーシンwebショップ:税込84,800円(送料無料、標準工事費込み)
- ビックカメラ.com:販売終了(販売終了時の価格は税込139,800円)
- ヨドバシ.com:販売終了(販売終了時の価格は108,000円)
- ノジマオンライン:販売終了(販売終了時の価格は140,800円)
まとめ(2022年型のAN22ZCSは抗ウイルスフィルターを採用!)
最後にAN22ZCSとAN22YCSを比較した結果をまとめますね。
主な違いは以下となっています。
- AN22ZCSは「抗ウイルスフィルター」を採用。
- AN22ZCSは「高温防止モード」を搭載。
- AN22ZCSのリモコンには「高温防止ボタン」がある。
- AN22ZCSの室内機は全ての型番が高さ250mm。
- AN22ZCSの室外機は最高50℃まで対応(高外気タフネス冷房)
2022年型のAN22ZCSは色々と進化していました。もしも同じ値段なら最新モデルを買ったほうがお得ですね。
ちなみにAN22ZCSはジャパネット以外のショップでも買える市販品です。
ですので他店と価格を比較した上で購入されたほうが良いでしょう。