ジャパネットのエアコン

AN28ZRSとAN28YRSの違い!ジャパネットのエアコン「ダイキン うるさらX Rシリーズ」2022年型と2021年型を比較しました

2022年4月28日

ジャパネットファン エアコン イラスト4

ジャパネットで買えるエアコン「ダイキン うるさらX Rシリーズ AN28ZRS」と前モデル(AN28YRS)の違いを調べました。

2022年型は「排気換気」で熱気や不快な空気を排出できます。ただし市販品のため他店と価格を比較したほうが良いでしょう。

※その他の商品は「ジャパネットのエアコン」の記事一覧をご覧ください。

2022年度モデル(AN28ZRS)と2021年度モデル(AN28YRS)の違いを比較しました

AN28ZRSの前モデルである「ダイキン うるさらX Rシリーズ AN28YRS」は2020年11月1日に発売された商品です。

しかしダイキン工業のエアコンラインナップでは「2021年度モデル」という扱いになります。

最新モデル(2022年度モデル)のAN28ZRSと、どこがどのように違うのか気になったので調べてみましたよ!

「ダイキン うるさらX 2022年モデル」のメーカー公式動画です↓


【標準設置工事費セット】 ダイキン AN28ZRS-W エアコン 2022年 うるさらX Rシリーズ ホワイト [おもに10畳用 /100V]


AN-28YRS-W ダイキン 【2021年モデル】【標準工事セットエアコン】(10000円分工事費込)うるるとさららシリーズ うるさらX おもに10畳用 (冷房:8〜12畳/暖房:8〜10畳) Rシリーズ (ホワイト) [AN28YRSWセ]

仕様の違い

AN28ZRSとAN28YRSの仕様の違いを比較しました。

主な違いは「室外機の外形寸法(高さ)、付属品」です。

室外機の室外機の外形寸法(高さ)はAN28ZRSが713mm、AN28YRSが693mmです。

20mmの違いですが室外機は外に置くものですからほとんど気にならないでしょう。

最大の違いは付属品の内容です。

AN28ZRSは据付時に取り付ける内部のフィルターが「抗ウイルスフィルター」になりました。

フィルターに付着したウイルスを抑制する効果があります。水洗いできませんので、ときどき掃除機でホコリを吸い取ってくださいね。

抗ウイルスフィルターの交換目安は約3年です。別売品の「抗ウイルスフィルター〈KAFV081A42〉」は4,000円前後で購入できます。

またリモコンホルダーと取付け用のネジが付属品から外されています。

あまり使われていなかったのでしょうか?

もしも壁にリモコンを取り付けたいときは、別売品の「リモコンホルダー〈KKF067A41〉」を買ってくださいね。


ダイキン|DAIKIN リモコンホルダー KKF067A41

その他の仕様はすべて共通です。2022年度モデルと2021年度モデルの違いはありません。

機種室内機:AN28ZRS-W
室外機:AR28ZRS
室内機:AN28YRS-W
室外機:AR28YRS
発売日2021年10月28日2020年11月1日
種類冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター)冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター)
電源単相/100V
室内電源
単相/100V
室内電源
冷房能力2.8kW2.8kW
冷房消費電力550W550W
冷房運転電流5.8A(最大18.0A)5.8A(最大18.0A)
冷房運転音室内機:60dB
室外機:57dB
室内機:60dB
室外機:57dB
冷房面積の目安(鉄筋アパート南向き洋室)19㎡19㎡
冷房面積の目安(木造南向き和室)13㎡13㎡
暖房能力3.6kW3.6kW
暖房低温能力5.8kW5.8kW
暖房消費電力660W660W
暖房低温消費電力1920W1920W
暖房運転電流6.8A(最大20.0A)6.8A(最大20.0A)
暖房運転音室内機:62dB
室外機:57dB
室内機:62dB
室外機:57dB
暖房面積の目安(鉄筋アパート南向き洋室)16㎡16㎡
暖房面積の目安(木造南向き和室)13㎡13㎡
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2005に基づく通年エネルギー消費効率および区分名)6.8(A)6.8(A)
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2013に基づく通年エネルギー消費効率)6.86.8
外形寸法(高さ)室内機:295mm
室外機:713mm
室内機:295mm
室外機:693mm
外形寸法(幅)室内機:798mm
室外機:795mm
室内機:798mm
室外機:795mm
外形寸法(奥行)室内機:370mm
室外機:300mm
室内機:370mm
室外機:300mm
外形寸法(質量)室内機:16kg
室外機:46kg
室内機:16kg
室外機:46kg
付属品取扱説明書、保証書、リモコン、単3形アルカリ乾電池×2、抗ウイルスフィルター、SSIDシール、遠隔操作シール取扱説明書、保証書、リモコン、リモコンホルダー、リモコンホルダー取付ネジ×2、単3形アルカリ乾電池×2、集塵・脱臭フィルター、SSIDシール、遠隔操作シール
通信分仕様対応規格:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
チャネル:1~13CH
対応規格:IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)
チャネル:1~13CH

機能の違い

AN28ZRSとAN28YRSの機能の違いを比較しました。

2022年度モデルのAN28ZRSは以下の新機能を搭載しています。

  • 熱気や不快な空気を排出できる「排気換気」
  • さらら除湿(リニアハイブリッド方式)の運転温度エリア拡大
  • 抗ウイルスフィルター
  • 電力消費をコントロールする「パワーセレクト」

「排気換気」は部屋の熱気や不快な空気、エアコン内部の湿気を外に排出できる機能です。

部屋の温度が外より高い場合は、冷房スタートと同時に室内の熱気を屋外に自動的に排出します(スタートアシスト排気)

部屋干しの湿気、料理のニオイなどが気になる時は、リモコンで排気換気に切換えるとエアコンを使いながら不快な空気を排出できます。

また内部クリーン時に発生する湿気・熱が室内に放出されるのを抑えます。

「さらら除湿(リニアハイブリッド方式)」も進化しました。

ダイキンの「うるさらX」は状況に合わせて除湿方式を以下のように切換えます。

  • 弱冷房除湿(除湿しながら温度も下げて運転)
  • リニアハイブリッド除湿「冷却」(除湿量をコントロール)
  • 吸気除湿R(屋外の湿度が室内より低い時に運転)
  • リニアハイブリッド除湿「冷却・加熱」(冷えた空気を暖めて戻す)

これにより一年を通して快適で寒くなりにくい除湿を実現しています。

AN28ZRSはリニアハイブリッド除湿「冷却・加熱」の運転温度エリアが拡大されたため、さらに室外との温度差が少なくても除湿可能になりました。

これは新しい冷媒流量制御技術を採用して、熱交換器の冷却・加熱の可変範囲が広く細かくなったことにより実現しています。

室内機のフィルターは「抗ウイルスフィルター」になっています(前の項目でも説明しましたね)

抗ウイルス作用があり、フィルターでキャッチしたものに対して効果を発揮します。

省エネ機能については「パワーセレクト」を新搭載しています。

エアコンが消費する電流に上限を設けて、それ以上電力を消費しないようにコントロールする機能です。

その他の機能はすべて共通です。代表的な以下の機能も違いはありません。

  • プレミアム冷房(デシクル制御&PIT制御)
  • 換気(給気換気・排気換気)
  • 無給水加湿(うるる加湿)
  • AI快適自動運転(センサーによる換気コントロールに対応)
  • 水内部クリーン(加湿水洗浄・結露水洗浄)
  • 垂直気流
  • サーキュレーション気流
  • 自動お掃除
  • 音声お知らせ
  • スマートフォン対応

対応する畳数の違い

「ダイキン うるさらX Rシリーズ」の2022年度モデルと2021年度モデルの対応する畳数の違いを比較しました。

2022年型「Rシリーズ」のラインナップは以下となっています。

  • AN22ZRS-W(主に6畳)
  • AN25ZRS-W(主に8畳)
  • AN28ZRS-W(主に10畳)
  • AN36ZRS-W(主に12畳)
  • AN40ZRS-W(主に14畳)
  • AN40ZRP-W(主に14畳)
  • AN56ZRP-W(主に18畳)
  • AN63ZRP-W(主に20畳)
  • AN71ZRP-W(主に23畳)
  • AN80ZRP-W(主に26畳)
  • AN90ZRP-W(主に29畳)

2021年型「Rシリーズ」のラインナップは以下となっています。

  • AN22YRS-W(主に6畳)
  • AN25YRS-W(主に8畳)
  • AN28YRS-W(主に10畳)
  • AN36YRS-W(主に12畳)
  • AN40YRS-W(主に14畳)
  • AN40YRP-W(主に14畳)
  • AN56YRP-W(主に18畳)
  • AN63YRP-W(主に20畳)
  • AN71YRP-W(主に23畳)
  • AN80YRP-W(主に26畳)
  • AN90YRP-W(主に29畳)

2022年型も2021年型もラインナップは同じ11機種ですね。

ちなみにジャパネットで購入できるのは10畳・14畳(単100V)・14畳(単200V)・18畳・20畳・23畳の6機種です。

その他の型番は取り扱いがありませんのでご注意ください。

価格の違い(2023年3月11日現在)

AN28ZRSとAN28YRSの価格の違いを比較しました。

ジャパネットでのAN28ZRSの販売価格は以下となっています。

※下取り後価格は2023年4月8日まで。

  • 下取りなし価格:税込269,800円(送料3,960円)
  • 下取り後価格:税込219,800円(送料3,960円、標準取付工事費無料)

※古いエアコンの引き取りを希望する場合はリサイクル・収集運搬料金(税込2,640円~)が発生します。

家電量販店でのAN28ZRSの販売価格は以下となっています。

価格.comによると2店舗の価格帯は税込258,000円~税込268,000円でした。

直近3ヶ月の平均価格は26万円前後のようですね。

ちなみにAN28YRSは古い商品のため、販売価格を調査できませんでした。

まとめ(2022年型のAN28ZRSは機能が進化!)

最後にAN28ZRSとAN28YRSの違いを比較した結果をまとめますね。

主な違いは以下となっています。

  • AN28ZRSは「抗ウイルスフィルター」を採用。
  • AN28ZRSは「排気換気」を搭載(熱気や不快な空気を排出)
  • AN28ZRSは「さらら除湿」の運転温度エリアが拡大
  • AN28ZRSの室外機は少し大型化(高さが20mm増加)
  • AN28ZRSは付属品が変化(リモコンホルダーが廃止)

新機能もあるので同じ値段なら新型のAN28ZRSを選んだほうが良いでしょう。

余談ですがダイキンの「うるさらX Rシリーズ」は高機能な分、工事が大変なのだそうですよ。

通常のエアコンよりホースが太いため配管を通す穴を通らないことがあるそうです(通らない場合は追加工事が必要です)

また大きく重い室外機(約46kg)は設置場所や搬入経路に困るケースが多いのだとか。

賃貸など追加工事ができない住宅は設置できない可能性があります。十分確認した上で注文してくださいね。

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