「富士通 スマートフォン arrows J FMWAH」はジャパネットオリジナルモデルです。
独自の読みやすい文字と見やすい画面でシニア世代に向いたスマホです。ただしワンセグ機能はありません。また自宅での契約手続きとなります。
※過去に販売された商品は「ジャパネットのスマートフォン・タブレット」の記事一覧をご覧ください。
- 頑丈で落としても壊れにくい
- 防水・防塵・おサイフケータイ対応
- 電話し放題(固定電話・ケータイ・スマホ)
- ワンセグ機能がない(テレビは見られない)
- 指紋認証がない(ロック解除が面倒)
- 自宅での契約のみ(お店で契約できない)
目次
富士通 arrows J FMWAHはジャパネットオリジナルのスマホ
「富士通 arrows J (アローズ ジェイ)」はジャパネットオリジナルのスマホです。
富士通コネクテッドテクノロジーズとジャパネットの共同企画による商品のため他店では購入できません。
ワイモバイルの店舗および公式サイトでも販売していないのでご注意ください。
ちなみにジャパネット公式サイトの「よくある質問」に「arrowsJの仕様に近い機種はありますか?」という項目があり以下のような説明が書かれていました。
[blockquote]
ソフトバンクで取り扱いのある「arrowsU」と外観や仕様はほぼ同じです。違いは、arrowsJはユニバーサルデザイン書体で文字が読みやすく、よく使う電話や電話帳などを操作しやすい「かんたんセット」機能がついていたりと使いやすさにこだわったジャパネットオリジナルの限定モデルです。
(出典:ジャパネットたかた【公式】テレビショッピング|ジャパネットセンカ)
[/blockquote]
富士通 arrows J FMWAHの長所・利点・メリット
「富士通 arrows J FMWAH」の長所・利点・メリットを考えてみました。
壊れにくい
「富士通 arrows J FMWAH」は一般的なスマホより壊れにくい設計です。
米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)の落下項目に準拠した試験を実施しているそうですよ。
少し高いところから落としても画面にヒビが入ったり動かなくなったりしにくいので安心ですね。
また紛失や落下の防止に役立つ「ストラップホール(紐を通す穴)」を装備しています。
最近のスマホはストラップホールがない製品が多いので嬉しい配慮だと思いました。
防水・防塵
「富士通 arrows J FMWAH」は防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)に対応しています。
具体的には以下のような性能を持っているそうですよ。
- 約3mの距離から3分間水を当てても壊れない
- 常温の水深1.5mに沈めて約30分間放置しても壊れない
- 直径75μm以下のホコリがある場所に8時間放置しても内部に進入しない
これなら雨の日、雪の日、ホコリっぽい日でも安心して使えますね。
おサイフケータイ対応
「富士通 arrows J FMWAH」は「おサイフケータイ」に対応しています。
おサイフケータイはスマホを電子マネーやクーポンとして使える便利な機能です。
モバイルSuica、WAON、nanaco、楽天Edyなど多くの電子マネーを利用できます。
コンビニや駅の改札でスマホをかざすだけで支払いや手続きが完了するので便利ですよ!
ちなみに海外メーカーの格安スマホはおサイフケータイ非対応の機種が多いので注意してくださいね。
電話し放題
「富士通 arrows J FMWAH」は電話し放題です。
通話時間、携帯電話、固定電話、長距離、時間帯など関係なく料金がかかりません。
これなら時間を気にせず安心して長電話できますよ!
ただし国際電話、番号案内(104)やナビダイヤル(0570)などの一部の通話は無料対象外となります。
分からないときはジャパネットに聞ける
「富士通 arrows J FMWAH」の使い方が分からないときはジャパネットに聞けます。
1年365日ジャパネットコールセンターで対応してもらえるので、初めてスマホを使う人でも安心です。
万が一故障した場合も全国1,000店舗のワイモバイルショップで修理を受け付けてもらえるので大丈夫ですよ。
毎月2,980円~3,380円で使える(2022年4月20日現在)
「富士通 arrows J FMWAH」は毎月2,980円~3,380円で使えます。
- 新規契約/ドコモ/au/楽天から乗り換えの場合:月々2,980円
- ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOから乗り換えの場合:月々3,380円(36ヵ月目まで。37ヵ月目からは2,980円)
また契約して最初の月のみ以下の料金が発生します。
- 事務手数料3,300円+通信料金2,980円(日割り)
- 訪問サービス料9,980円(税込)
富士通 arrows J FMWAHの短所・欠点・デメリット
「富士通 arrows J FMWAH」の短所・欠点・デメリットを考えてみました。
ワンセグ機能がない
「富士通 arrows J FMWAH」はワンセグ機能がありません。
チューナー非搭載のためスマホでテレビを視聴できません。これは不便ですね…。
最近のスマホはワンセグ機能を搭載する機種が減っています。
しかし電車やバスや病院の待ち時間などでテレビを見たい人も多いのではないでしょうか?
また地震や台風などの自然災害で停電が発生した場合、インターネットが使えなくなるのでワンセグが情報収集に役立つという声もあるようです。
指紋認証がない
「富士通 arrows J FMWAH」は指紋認証機能がありません。
指紋認証があるとセンサーを指でなぞって画面ロックを解除できるので大変便利です。
しかしジャパネットの「富士通 arrows J FMWAH」は毎回パスワードなどを入力しなければならないので面倒です。
ちなみに楽天モバイルの「arrows RX」は背面センサーに指紋認証を搭載しています。
自宅での契約しか選べない
「富士通 arrows J FMWAH」は自宅での契約となります。
訪問日時を指定すると専門スタッフが家に来て契約手続き・設定・レッスンを行います。
携帯電話ショップのように長時間待たされることがないので便利ですね。
ただし忙しくて時間がとれない人や家に人を呼びたくない場合は不便かもしれません…。
ジャパネットのスマホは訪問時に開通手続きや設定を行うため、訪問サービスが必ず必要です。
ワイモバイルショップ、家電量販店、インターネット、郵送による契約はできません。
レッスン時間が短い
「富士通 arrows J FMWAH」はレッスン時間が短いようです。
訪問サービスは約2時間程度らしいのですが、契約・設定・レッスンを時間内で終わらせるのは大変ですね…。
電源のオンオフ、文字入力の方法、音声検索の方法など、スマホの基本操作も意外と難しいので時間が足りなくなるかもしれません。
ちなみにユーザーの希望があれば追加料金でさらにレッスン可能とのことです。
携帯電話会社を選べない
「富士通 arrows J FMWAH」はワイモバイルの回線を使用します。
ジャパネットがワイモバイルの代理店として販売する形ですので、ワイモバイル以外の携帯電話会社は選べません。
SIMフリーの端末であれば好みの携帯電話会社を選べるのですが、ジャパネットのスマホはSIMロック解除の手続きが必要です。
料金プランを選べない
「富士通 arrows J FMWAH」は料金プランを選べません。
毎月の料金は定額で決まっています(2,980円~3,380円)
しかしワイモバイルで契約すると「スマホベーシックプランS・M・R」の3種類の料金プランから選べます。
たとえば一番安い「スマホベーシックプランS」なら月々2,680円から使えますよ。
もちろんジャパネットよりサービス内容は劣ります。それでも値段が安いのは魅力的ですよね。
「arrows J」と「arrows U」と「arrows RX」の違い
見た目が似ている「arrows J(アローズ ジェイ)」と「arrows U(アローズ ユー
)」と「arrows RX(アローズ アールエックス)」の違いを解説します。
最大の違いは契約する携帯電話会社です(月額料金も異なります)
- arrows J(契約はジャパネット。回線はワイモバイル)
- arrows U(ソフトバンク)
- arrows RX(楽天モバイル)
機能・性能などのスペックは大半が共通しています。
各モデルの主な違いは以下のとおりです。
- 読みやすい文字(arrows Jのみユニバーサルデザイン書体の「UD新丸ゴ」を採用)
- かんたんセット(arrows Jのみ電話・電話帳・メッセージの画面を見やすくできる)
- 内蔵アプリ(それぞれ異なる)
- 指紋認証(arrows RXのみ搭載)
- SIMフリー(arrows RXのみ対応)
- カラー(arrows RXのみゴールドを選択可能)
arrows RX simフリー スマホ 本体 新品 スマートフォン 本体 楽天モバイル 端末のみ 楽天モバイル対応
まとめ:落としても壊れないシニア世代向けのスマホ!
それでは「富士通 arrows J FMWAH」について感想をまとめます。
「arrows J」はシニア世代やスマホ初心者に向けたシンプルなスマートフォンです。
読みやすい文字や操作しやすい画面にこだわって作られているため、ガラケーからの乗り換えもスムーズに行えるでしょう。
防水・防塵・耐衝撃・おサイフケータイなど日本メーカーらしい機能もうれしいですね。
ただし定額の料金プランしか選べない点が気になりました。
たとえば話し放題オプションを外したり、データ通信量が少ないプランも選べるようになると選択肢が広がるように思います。
またタイトルにも書いたようにワンセグ機能は欲しかったですね。
富士通 arrows J FMWAHの製品仕様
「富士通 スマートフォン arrows J FMWAH」の製品仕様です。こちらのデータを参考に他社のスマホと比較して検討してみてくださいね。
商品名 | 富士通 スマートフォン arrows J FMWAH |
---|---|
メーカー | 富⼠通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 |
カラー・型番 | ブルー FMWAH1 ホワイト FMWAH2 ブラック FMWAH3 |
発売日 | 2019年11月1日 |
生産国 | 中国 |
本体外形寸法 | 幅72.0×奥149.0×高8.8mm |
本体重量 | 約166g |
画面サイズ | 5.84インチ |
画面ドット数 | 幅2,280×高1,080(フルHD+) |
OS | Android 9 |
CPU | SDM450(オクタコア)1.8GHz |
メモリ | 3GB |
内部ストレージ | 32GB |
Bluetooth | ○(対応) |
インターフェイス | USB Type-C端子、イヤホンジャック、ストラップホール、microSDスロット(本体カバー内部)、SIMカードスロット(本体カバー内部) |
最大保存容量 | ROM32GB |
充電時間 | 約160分(USB Type-C PD対応 ACアダプタ) |
連続通話時間/連続待受時間 | 【連続通話時間】(静止時) 4G LTE(FDD-LTE):約1560分、3G(W-CDMA):約1690分、GSM:約910分 【連続待受時間】(静止時) 4G LTE(FDD-LTE):約580時間、4G(AXGP):約610時間、3G(W-CDMA):約650時間、GSM:約600時間 |
アドレス帳登録可能件数 | 最大登録件数の制限はありませんが、本体の空き容量によって異なります。 |
ワンセグ/テレビ | -(非対応) |
カメラ有効画素数 | アウト:約1,310万画素+約500万画素 イン :約800万画素 |
最大撮影サイズ | 4,160×3,120ドット |
世界対応携帯 | ○(対応) |
赤外線通信(IrDA) | -(非対応) |
対応外部メモリ | microSDXC 最大400GB |
防水機能 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
対衝撃 | MIL-STD-810G |
備考 | ※ジャパネットオリジナル 記載の各通信速度は、ベストエフォート方式に基づく技術規格上の最大値であり、実効速度として保証するものではありません。通信環境や混雑状況により、通信速度が変化する可能性があります。また、ご利用地域によって最大通信速度が異なります。 |
付属品 | クイックスタートガイド(説明書1)、お願いとご注意(説明書2)、SIM取り出しピン(試供品) |