ジャパネットで買える「ケルヒャー 高圧洗浄機 JTKサイレントS 1.600-910.0」と市販品の「K MINI」を比較しました。
どちらも日本向けに開発された小型の高圧洗浄機です。ただしJTKサイレントSのほうが高性能で付属品も充実しています。
※その他の商品は「ジャパネットの高圧洗浄機・スチームクリーナー」の記事一覧をご覧ください。
ジャパネットモデル（JTKサイレントS）と市販モデル（K MINI）の違いを比較しました
ジャパネットモデル（JTKサイレントS）と市販モデル（K MINI）の違いを比較しました。
市販モデルの「ケルヒャー 高圧洗浄機 K MINI 1.600-050.0」は2020年10月に発売された商品です。
ジャパネットたかた専用モデルの開発を10年以上にわたって手掛けた担当者が日本人向けに開発した商品として発売当時話題になりました。
ジャパネット限定のJTKサイレントSとK MINIのどちらが使いやすいのか気になりますよね！
「ケルヒャー 家庭用高圧洗浄機 K MINI」の商品紹介動画です（メーカー公式）↓
外見の違い
JTKサイレントSとK MINIの外見の違いを比較しました。
主な違いは「本体寸法、本体質量、アクセサリーの収納方法」です。
見た目は全く違いますね。
JTKサイレントSは横長の角丸長方形。K MINIは正方形に近いです。
操作部は電源スイッチのみでシンプルです。
どちらもキャリーハンドル付きで持ち運べます。
本体寸法と本体質量はK MINIのほうが小型で軽量です。
JTKサイレントSとの重量差は1.4kg。少しでも軽いほうが嬉しい人はK MINIを選んだほうが良いでしょう。
大きく異なるのはアクセサリーの収納方法です。
JTKサイレントSは背面に「アクセサリー収納用ホルダー」があります。
ここに「サイクロンジェットノズル、バリオスプレーランス、フォームジェット、トリガーガン、高圧ホース、電源コード」が収納できます。
K MINIは背面に「アクセサリー収納ケース」を取り付けられます。
ここに「ショートバリオスプレーランス、ショート延長ランス、高圧ホース（ショートトリガーガンを取り付けた状態）」が収納できます。
電源コードは本体の下に巻きつけて、電源コード収納クリップで留めます。
K MINIのアクセサリー収納ケースは取り外しできるので、本体とは別の場所で保管できるのが便利ですね。
| JTKサイレントS | K MINI | |
|---|---|---|
| 品番 | 1.600-910.0 | 1.600-050.0 |
| 発売日 | 2022年2月上旬 | 2020年10月1日 |
| 本体寸法（長さ×幅×高さ） | 480×297×251mm | 280×233×295mm |
| 本体質量/標準質量（本体+アクセサリー） | 5.3kg/6.4kg | 3.9kg |
| 電源コードの長さ | 5m | 5m |
仕様の違い
JTKサイレントSとK MINIの仕様の違いを比較しました。
全体的にJTKサイレントSのほうが高性能ですね。
- 常用吐出圧力（ノズルを接続した状態の圧力）
- 最大許容圧力（ポンプが耐えられる最大の圧力）
- 常用吐出水量（一番圧力が弱い状態で噴射時の水量）
- 最大吐出水量（一番圧力が強い状態で噴射時の水量）
高圧洗浄機の水圧の強さを表す数値は全てK MINIを上回っています。
さらに使用中の運転音もK MINIより静かですから性能面ではJTKサイレントSの圧勝と言って良いでしょう。
ただし消費電力はK MINIのほうが少なく抑えられています。
| JTKサイレントS | K MINI | |
|---|---|---|
| 電源 | AC100V 50Hz・60Hz 共用 | AC100V 50Hz・60Hz 共用 |
| 消費電力 | 1,250W | 1,000W |
| 常用吐出圧力 | 7.5MPa ※低圧またはトリガーガンのみの場合は2MPaになります。 | 6MPa |
| 最大許容圧力 | 10MPa | 9MPa |
| 常用吐出水量 | 312L/時間 | 270L/時間 |
| 最大吐出水量 | 390L/時間 | 330L/時間 |
| 給水温度 | 最高40℃ | 最高40℃ |
| 最大給水圧力 | 1.2MPa | 1.2MPa |
| 給水ホース内径 | 15mm | － |
| 定格使用時間 | 最大1時間 | 最大1時間 |
| 高低差（ため水から自吸できる高さ） | 50cm | － |
| 防水性能 | IPX5 | IPX5 |
| 騒音音圧 | 63dB | 72dB |
| 手動振動値 | ＜ 2.5m/s² 誤差 0.8ｍ/s² | ＜ 2.5m/s² |
機能の違い
JTKサイレントSとK MINIの機能の違いを比較しました。
基本的な機能は同じで違いはありませんね。
本体に水道ホースと高圧ホースを接続。
高圧ホースの先端にトリガーガンとノズルを取り付けたら本体の電源スイッチをオン。
トリガーガンのロックを解除してレバーを握ると水が出ます。
以上のように使い方も共通しています。
ただしK MINIには不便なことがあります。
なぜか水道ホースと蛇口アダプターが付属しないんですよね…。
届いたらすぐ使いたい人が大半なのに、なぜ別売りにするのか私には理解できません。
K MINIをすぐ使いたい人は、ケルヒャー公式ショップで限定販売されている「K MINI 自吸セット（オリジナルボックス付き）」を選びましょう。
これなら最初から「自吸・水道兼用ホースセット」と「蛇口用カップリング」が付いているので届いてすぐに使えますよ。
高圧洗浄機 K MINI 自吸セット（オリジナルボックス付き）
一方、JTKサイレントSには最初から「自吸・水道兼用ホース3m」と「蛇口アダプター」が付いています。
このあたりはジャパネットオリジナルらしいユーザーへの配慮だと思いました。
付属品の違い
JTKサイレントSとK MINIの付属品の違いを比較しました。
付属品に関してもJTKサイレントSのほうが圧倒的に充実しています。
- 高圧ホース（10m）
- サイクロンジェットノズル
- ウォッシュブラシ
- フォームノズル
- 自吸・水道兼用ホース3m
- 蛇口アダプター
高圧ホースは長さ10mのロングタイプです。たとえば庭の蛇口から2階のベランダにホースを伸ばして掃除することもできますよ。
サイクロンジェットノズルは水を高速回転させながら強力噴射。頑固な汚れに最適です。
ウォッシュブラシは洗車や壁面、シャッターなどの細かい部分のこすり洗いに最適です。
フォームノズルは洗剤を入れて勢いよく泡を噴射。汚れを分解しやすくします。
自吸・水道兼用ホースは水道の蛇口とバケツなどの「ため水」の両方から給水できます。
蛇口アダプターは丸型蛇口約14mmに適合します。蛇口にネジで固定して自吸・水道兼用ホースを簡単に着脱できますよ。
一方、K MINIの付属品は以下のような特徴があります。
- プレミアムフレックス高圧ホース（5m）
- ショートトリガーガン
- ショート延長ランス
- ショートバリオスプレーランス
高圧ホースは、弾力性があり柔らかく扱いやすいプレミアムフレックス高圧ホースとなっています。
トリガーガン、バリオスプレーランスは従来品より短いショートタイプです。
従来品より軽く、ガンとノズルが3分割されるので、コンパクトな収納ケースにも収まります。
ただし前の項目でも説明したように水道ホースと蛇口アダプターは付属しません。
届いてすぐにK MINIを使いたい人は、事前に市販の水道ホースと蛇口アダプターを準備しておきましょう。
余談ですが説明書の書き方もJTKサイレントSのほうが分かりやすいですね。
高圧洗浄機を初めて使う初心者はJTKサイレントSを選んだほうが迷わないと思いますよ。
| JTKサイレントS | K MINI | |
|---|---|---|
| 付属品 | トリガーガン、高圧ホース（10m）、バリオスプレーランス、サイクロンジェットノズル、ウォッシュブラシ、フォームノズル、自吸・水道兼用ホース3m、本体側カップリング、蛇口アダプター、取扱説明書 | アクセサリー収納ケース、ショートトリガーガン、プレミアムフレックス高圧ホース（5m）、ショートバリオスプレーランス、ショート延長ランス、電源コード収納クリップ、本体側カップリング、取扱説明書 |
価格の違い（2022年6月29日現在）
JTKサイレントSとK MINIの価格の違いを比較しました。
JTKサイレントSのジャパネット価格は以下となっています。
※値引き後価格は2022年8月20日まで。
- 値引き期間終了後価格：税込39,980円（送料990円）
- 値引き後価格：税込22,980円（送料990円）
ケルヒャーK MINIの価格は「価格.com」で調べました。
45店舗の価格帯は税込17,600円～税込25,410円でした。
家電量販店の平均価格は20,000円前後のようですね。
