ジャパネット限定の「シャープ プラズマクラスター搭載エアコン P-TDシリーズ AY-P22TD」と市販品（P-Nシリーズ AY-P22N）の違いを比較しました。
基本性能は同じです。さらにAY-P22TDはオリジナル機能「部屋干しモード」を搭載しています。
※その他の商品は「ジャパネットのエアコン」の記事一覧をご覧ください。
目次
ジャパネット限定品（AY-P22TD）と市販品（AY-P22N）の違いを比較しました
ジャパネット限定品の「シャープ プラズマクラスター搭載エアコン P-TDシリーズ AY-P22TD」は2022年4月に発売された商品です。
一方、市販品の「シャープ エアコン プラズマクラスター P-Nシリーズ AY-P22N」は2022年2月に発売された商品です。
どちらもフィルター自動掃除機能なしのスタンダードモデルとされています。
見た目がそっくりな2機種の違いがどこにあるのか気になったので調べてみましたよ！
※シャープのエアコンで実施されている徹底的な品質テストの動画です（メーカー公式）↓
外見の違い
AY-P22TDとAY-P22Nの外見の違いを比較しました。
エアコン室内機の各部品は以下が一致していますね。
- 吸込口（天面）
- オープンパネル
- 応急運転ボタン
- 受信部
- 吹出口
- プラズマクラスターイオン発生口
- エアーフィルター（左右2枚）
- 上下風向ルーバー
- 左右風向ルーバー
- 形名
エアコン室外機についても外装は一緒のようです。
- 吸込口（側面・背面）
- 配管と電気配線
- ドレンホース
- 形名
- アースネジ
- 吹出口
- 排水口（底面）
エアコン室内機の表示部についても以下のランプが同じでした。
- プラズマクラスターランプ（青）
- タイマーランプ（橙）
- 運転ランプ（緑）
ジャパネットオリジナルモデルも市販モデルも見た目は違いがないようです。
リモコンの違い
AY-P22TDとAY-P22Nのリモコンの違いを比較しました。
以下のボタンはそれぞれ共通で違いはありませんね。
- プラズマクラスターボタン
- 停止ボタン
- 冷房ボタン
- 除湿ボタン
- 暖房ボタン
- 温度ボタン
- 風量ボタン
- 風向ボタン
- 入タイマーボタン
- おやすみ切ボタン
- 内部清浄ボタン
- メニューボタン
- 表示ボタン
- リセットボタン
さらにジャパネットモデル（AY-P22TD）のリモコンには「部屋干しボタン」が追加されています。
仕様の違い
AY-P22TDとAY-P22Nの仕様の違いを比較しました。
詳しく調べた結果、型番以外は全く同じだということが判明しました。
冷房・暖房の定格能力、面積の目安、消費電力、運転音、プラズマクラスターの適用面積、質量、外形寸法、付属品など全てが一致しています。
| 室内機・室外機の組み合わせ | 室内機：AY-P22TD 室外機：AU-P22TDY | 室内機：AY-P22N 室外機：AU-P22NY |
|---|---|---|
| 種類 | セパレート形・空冷式・冷房・暖房兼用（インバーター） | セパレート形・空冷式・冷房・暖房兼用（インバーター） |
| 電源 | 単相100V・50/60Hz | 単相100V・50/60Hz |
| 冷房の定格能力 | 2.2kW（0.8～2.8kW） | 2.2kW（0.8～2.8kW） |
| 冷房の面積の目安 | 鉄筋アパート南向き洋室：15㎡ 木造南向き和室：10㎡ | 鉄筋アパート南向き洋室：15㎡ 木造南向き和室：10㎡ |
| 冷房の定格消費電力 | 590W（180～820W） | 590W（180～820W） |
| 冷房の運転電流 | 7.0A | 7.0A |
| 冷房の運転音 | 室内：59dB 室外：59dB | 室内：59dB 室外：59dB |
| 暖房の定格能力 | 2.5kW（0.8～3.7kW） | 2.5kW（0.8～3.7kW） |
| 暖房の面積の目安 | 鉄筋アパート南向き洋室：11㎡ 木造南向き和室：9㎡ | 鉄筋アパート南向き洋室：11㎡ 木造南向き和室：9㎡ |
| 暖房の定格消費電力 | 550W（150～980W） | 550W（150～980W） |
| 暖房の運転電流 | 6.5A（最大15.0A） | 6.5A（最大15.0A） |
| 暖房の運転音 | 室内：62dB 室外：59dB | 室内：62dB 室外：59dB |
| 通年エネルギー消費効率 | 5.8 | 5.8 |
| 通年エネルギー消費効率（JIS C 9612:2005） | 5.8 | 5.8 |
| 通年エネルギー消費効率（区分名） | A | A |
| プラズマクラスター適用床面積の目安 | 10㎡ | 10㎡ |
| 質量 | 室内：8kg 室外：22kg | 室内：8kg 室外：22kg |
| 外形寸法（幅×奥行×高さ） | 室内：770×230×283 室外：660×266×550 | 室内：770×230×283 室外：660×266×550 |
| 付属品 | リモコン、リモコン取付ネジ（1本）、単4形乾電池（2本）、取扱説明書、工事説明書、保証書 | リモコン、リモコン取付ネジ（1本）、単4形乾電池（2本）、取扱説明書、工事説明書、保証書 |
機能の違い
AY-P22TDとAY-P22Nの機能の違いを比較しました。
以下の機能に関しては両方とも共通ですね。
- プラズマクラスター7000
- プラズマクラスター送風運転
- エアフィルター（ハニカムフィルター）
- 親水性コート熱交換器
- 内部清浄
- コアンダ気流制御
- エアロダイナミックフォルム
- 上下自動気流
- すこやかシャワー気流
- コアンダ除湿
- おやすみ切タイマー
- 高外気温対応（45℃まで運転化）
- HAJEM-A対応
さらにジャパネット限定のAY-P22TDは「部屋干しモード」を搭載しています。
部屋干しモードは、洗濯物を乾燥しイヤなニオイを軽減する機能です。
運転開始時の室温と外気温により、エアコンが自動で暖房や除湿を選び、洗濯物の乾燥に適した運転を行います。
使い方は簡単ですよ！
リモコンの「部屋干しボタン」を押すと運転の残り時間が「2→3→4→5→6」と1時間単位で表示されるので希望の時間に設定します。
停止する時はリモコンの「停止ボタン」を押してください。部屋干しモード停止後、自動で内部洗浄を行います。
ちなみに「COCORO AIR」には2機種とも非対応です（スマートフォンでエアコン操作はできません）
対応する畳数の違い
ジャパネット限定「P-TDシリーズ」と市販品「P-Nシリーズ」の対応する畳数の違いを比較しました。
ジャパネット限定「P-TDシリーズ」のラインナップは以下となっています。
- AY-P22TD（主に6畳）
- AY-P25TD（主に8畳）
- AY-P28TD（主に10畳）
- AY-P40TD（主に14畳）
市販品「P-Nシリーズ」のラインナップは以下となっています。
- AY-P22N-W（主に6畳）
- AY-P25N-W（主に8畳）
- AY-P28N-W（主に10畳）
- AY-P40N-W（主に14畳）
対応する畳数はジャパネットモデルも市販モデルも同じですね。
価格の違い（2023年3月11日現在）
AY-P22TDとAY-P22Nの価格の違いを比較しました。
AY-P22TDのジャパネット価格は以下となっています。
※値引き後価格は2023年5月21日まで。
- ジャパネット通常価格：税込79,800円（送料3,960円）
- 値引き後価格：税込69,800円（送料3,960円、標準取付工事費無料）
※古いエアコンの取り外しを希望する場合は取り外し料金（税込4,950円～）が発生します。
※古いエアコンの引き取りを希望する場合はリサイクル・収集運搬料金（税込2,640円～）が発生します。
AY-P22Nの相場は「価格.com」で調査しました。
11店舗の価格帯は税込42,800円～税込79,000円でした。平均価格は62,000円前後みたいですね。
まとめ（AY-P22TDは部屋干しモードを搭載！）
最後にAY-P22TDとAY-P22Nの違いを比較した結果をまとめますね。
主な違いは以下となっています。
- AY-P22TDはオリジナル機能「部屋干しモード」を搭載
- AY-P22TDのリモコンには「部屋干しボタン」がある
その他の機能・性能は全く同じで違いはありませんでした。
もしも同じ値段で買えるのであれば、部屋干しモードがあるAY-P22TDのほうがお買い得ですね！
ただし部屋干しモードは洗濯物の乾燥を優先した運転をするため、部屋が暑くなったりするみたいですよ。
ですのでなるべく部屋に人がいない時に使用することをおすすめします。
