ジャパネットの「慶洋エンジニアリング 360°パノラマ ドライブレコーダー リアカメラセット AN-R086」の長所と短所です。
前後2台のカメラで360度を録画。画質は前方が約400万画素、後方が約200万画素です。ただし車にシガーソケットが必要です。
※過去に発売された商品は「ジャパネットのカーナビ・ドライブレコーダー」の記事一覧をご覧ください。
- ジャパネットオリジナルモデル
- 高画質(前方400万画素・後方200万画素)
- 死角が少ない(360度を録画できる)
- 自分で取り付けできる(工具不要)
- 32GBのmicroSDカードが付属
- シガーソケットがない車は増設が必要
- 古いファイルは自動で上書きされる
- 車両や位置によってはうまく録画できない
目次
慶洋エンジニアリング AN-R086の長所・メリット
「慶洋エンジニアリング 360度パノラマドライブレコーダー AN-R086」の長所・メリットです。
ジャパネットオリジナルモデル
AN-R086はジャパネットオリジナルモデルです(2020年月7発売)
メーカーと共同企画した限定商品のため、ジャパネット以外のショップでは購入できません。
高画質(前方400万画素・後方200万画素)
AN-R086のカメラは高画質です(前方400万画素・後方200万画素)
同クラスのドライブレコーダーより高性能ですからナンバープレートや信号機を鮮明に記録します。
死角が少ない
AN-R086は360度録画できるドライブレコーダーですから死角が少なくなっています。
最大記録画角は以下となっています。
- フロントカメラ:水平360度、垂直220度
- リアカメラ:水平:120度、垂直:67度、対角:140度
これなら後方からの煽り運転や衝突事故にもしっかり対応できますね。
自分で取り付けできる(工具不要)
AN-R086は自分で取り付けできます。もちろん工具は不要です。
フロントカメラはフロントガラス上部、リアカメラはリアガラス室内側へ設置します。
- ドライブレコーダー本体にブラケットを取り付けてフロントガラスに貼り付ける
- リアカメラ(後方カメラ)をリアガラスに貼り付ける
- ドライブレコーダー本体とリアカメラを付属のリアカメラケーブルで接続する
- 付属のシガー電源ケーブルをドライブレコーダー本体と車両のシガーソケットに接続
- 問題なく録画されるか動作確認をして完了
以上の手順で取り付けられます。
ちなみにシガー電源ケーブルは約3.5m、リアカメラケーブルは約7.5mです。
microSDカード(32GB)が付属
AN-R086にはmicroSDカード(32GB)が付属するので届いたらすぐ使えます。
対応する記録メディアは「16GB~32GBまでのmicroSDHDカード」と「64GB~128GBまでのmicroSDXCカード」です(どちらもClass10以上に対応)
さらにオマケとして「前方・後方録画中。ドライブレコーダー搭載車」と書かれたステッカーも入っていますから上手に利用しましょう。
慶洋エンジニアリング AN-R086の短所・デメリット
「慶洋エンジニアリング 360度パノラマドライブレコーダー AN-R086」の短所・デメリットです。
シガーソケットがない車は増設が必要
AN-R086の電源は車のシガーソケット(シガーライター)から供給されます。
しかし最近の車はシガーソケットがないことが多いですよね…。
そのような場合は、市販のアクセサリーソケット(メスソケット)の増設が必要です。
アクセサリーソケットの増設作業については、お近くのカー用品店などで相談してみましょう。
古いファイルは自動で上書きされる
これはAN-R086だけの短所ではありませんが、一般的なドライブレコーダーはメモリーがいっぱいになると古いファイルから上書きされます。
自分で削除する必要がないので便利なのですが、事故の証拠データをそのままにしておくと自動的に消えてしまいます…。
何かあったときはすぐにバックアップを作成しておきましょう。
車両や位置によってはうまく録画できない
これもAN-R086だけの短所ではないのですが、車両や位置によってはうまく録画できない可能性があります。
とくにリアカメラはガラス面に両面テープで固定するため、角度調節が結構面倒かもしれません。
なるべく時間に余裕があるときに、少しずつ様子を見ながら録画範囲を調整してみてくださいね。
慶洋エンジニアリング AN-R086のセールスポイント
「慶洋エンジニアリング 360度パノラマドライブレコーダー AN-R086」のセールスポイントです。
- 前後のカメラ2台で360°を録画するドライブレコーダー
- 前方カメラ水平方向360°パノラマ録画+リアカメラ同梱
- 前方カメラは2.0インチの小型液晶モニターを搭載
- 水平方向360°パノラマ録画(WQHD録画)で前後左右を撮影可能
- 360°モード、ワイドモードの2つの表示設定が可能です
- 後方カメラは衝突や煽り運転をフルHDで高画質録画します
- GPSとGセンサーで事故発生時の位置情報も合わせて記録
- フリーの地理情報データ「OpenStreetMap(OSM)」に連動
- 走行軌跡、速度、Gセンサーグラフの確認が可能です
- パソコン専用ビューアで4画面表示が可能(Windows対応)
- 360°モード、ワイドモード、フロント&バックモード、マルチウィンドウモード
慶洋エンジニアリング AN-R086とライバル商品の違いを比較
AN-R086とライバル商品の違いを比較してみましょう。市場ではコムテック、ユピテル、ケンウッドの製品が人気のようですね。
コムテック GPS搭載 高性能ドライブレコーダー ZDR025
ドライブレコーダー製造国内最大手のコムテック社が販売する製品です。
リヤカメラには裏面照射型技術「STARVIS」を採用したソニー製CMOSセンサーを搭載。夜間やトンネル内などの暗い場所でも明るく撮影することが可能です。
ただしカメラの画質は前後とも200万画素ですからAN-R086より劣ります。
ユピテル 前後2カメラ ドライブレコーダー WDT500
ドライブレコーダー国内大手のユピテルが販売するAmazon限定モデル。シガープラグの代わりに電源直結ケーブルを付属した「電源直結モデル」です。
シガーソケットが無い車に乗っている人におすすめです。ただし設置は専門業者に依頼したほうが良さそうですね(車に詳しい方なら大丈夫です)
あまり画質が良くない点も気になります(フロント200万画素/リア100万画素)
ケンウッド(Kenwood) 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR745
ケンウッド製の2カメラドライブレコーダーです。業界トップクラスの明るさを持つ「F1.8明るいレンズ」を前方用カメラと後方用の2ndカメラに採用しています。
ただしこの機種も前後の画質は207万画素となっておりAN-R086より劣ります。
ケンウッド 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー DRV-MR745
慶洋エンジニアリング 360度パノラマドライブレコーダー AN-R086の製品仕様
「慶洋エンジニアリング 360度パノラマドライブレコーダー AN-R086」の製品仕様です。
商品名 | 慶洋エンジニアリング 360°パノラマドライブレコーダー リアカメラセット AN-R086 |
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メーカー | 株式会社慶洋エンジニアリング |
カラー・型番 | AN-R086 |
発売日 | 2020年7月15日 |
生産国 | 中国 |
本体外形寸法(幅×奥×高)mm | フロントカメラ:約63mm×約50mm×約89mm(本体のみ) リアカメラ:約54mm×約33mm×約50mm(本体のみ) |
本体質量 | フロントカメラ:約96g リアカメラ:約31g |
電源電圧 | DC12V |
消費電力 | 約300mA以下(リアカメラ接続時最大530mA) |
記録媒体 | microSDカード(HCカード/XCカード) |
記録解像度 | フロントカメラ:WQHD(1920×1920p) リアカメラ:FHD(1920×1080p) |
カメラ | フロント:約600万画素センサー リア:約200万画素センサー |
画面 | 2.0インチIPS液晶ディスプレイ |
GPS | 有り(内蔵) |
Gセンサー | 有り(オフ及び3段階レベル調整) |
備考 | ※ジャパネットオリジナル リアカメラは室内リアガラス貼付け用となります。 |
付属品 | 本体、シガー電源ケーブル、リアカメラ、リアカメラ接続ケーブル、microSDカード(32GB)、取扱説明書(保証書)、録画中ステッカー、本体用両面テープ、リアカメラ用両面テープ |