ジャパネットで買える「富士通ゼネラル エアコン ノクリア D-TKシリーズ AS-D222MTK」と前モデル(AS-D221LTK)の違いを比較しました。
2022年型はウイルカット・フィルターを採用。スマホリモコンモードに対応しています。
※その他の商品は「ジャパネットのエアコン」の記事一覧をご覧ください。
目次
2022年型(AS-D222MTK)と2021年型(AS-D221LTK)の違いを比較しました
2022年型の「富士通ゼネラル エアコン ノクリア D-TKシリーズ AS-D222MTK」は2022年5月12日に発売されたエアコンです。
一方、2021年型の「富士通ゼネラル エアコン ノクリア DTKシリーズ AS-D221LTK」は2021年2月に発売された商品です。
どちらもフィルター自動掃除機能とプラズマ空清を搭載しています。
一見した限りでは、ほとんど同じで違いが無さそうですね。でも細かい差異があるのかもしれないので調べてみましたよ!
※ノクリアシリーズの特徴である「熱交換器加熱除菌」の解説動画です(メーカー公式)↓
外見の違い
AS-D222MTKとAS-D221LTKの外見の違いを比較しました。
エアコン室内機の外側は以下の部品が一致しています。
- 吸込グリル
- リモコン受信部
- 人感センサー
- 電源プラグ
- 上下風向板
- 左右風向板
ただし本体表示部のランプの種類が異なっていました。
- AS-D222MTK:運転、タイマー、クリーン、お知らせ、無線LAN
- AS-D221LTK:運転、タイマー、ハイパワー、お知らせ、無線LAN
AS-D222MTKはハイパワーランプ(緑)がクリーンランプ(黄)に変更されています。
クリーンランプは「フィルターおそうじ、加熱除菌運転、内部クリーン」の運転中に点灯します。
また「ダストボックス、プラズマクリーンユニットの清掃時期」は遅い点滅、「エアフィルター、ダストボックスが外れている」ときは速い点滅で知らせます。
AS-D222MTKは、お手入れ機能が動作している様子が分かりやすくなっていますね。
エアコン室内機の吸込グリルを取外した状態は以下の部品が一致しています。
- エアフィルター
- プラズマクリーンユニット
- 無線LANアダプター
- 本体ボタン
- 銘板(下面)
- ダストボックス
リモコンは以下のボタンが一致していました。
- 冷房運転ボタン
- 温度設定ボタン
- 暖房運転ボタン
- 除湿切換ボタン
- 自動運転ボタン
- おやすみタイマーボタン
- 停止ボタン
- 風量切換ボタン
- 送風運転ボタン
- ハイパワーボタン
- スイングボタン
- 上下風向ボタン
- 左右風向ボタン
- 加熱除菌ボタン
- お知らせ点灯時案内ボタン
- お知らせ室温/外気温ボタン
- タイマー切換ボタン
- 前の項目/次の項目/内容の変更ボタン
- 取消ボタン
- メニューボタン
- 確定ボタン
- 無線LANボタン
- 点検ボタン
- リセットボタン
仕様の違い
AS-D222MTKとAS-D221LTKの仕様の違いを比較しました。
主な違いは「室外機の重量」です。
AS-D222MTKは21kg、AS-D221LTKは22kgですから約1kgの軽量化となっています。
室外機は少しでも軽い方が設置作業がしやすいし、設置場所の耐荷重への影響も抑えられると思います。
その他の仕様については共通で違いはありませんでした。
冷暖房の性能、消費電力、運転音、付属品なども全く同じです。
形名 | 室内:AS-D222MTK 室外:AO-D222MTK | 室内:AS-D221LTK 室外:AO-D221LTK |
---|---|---|
種類 | 冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター) | 冷房・暖房兼用セパレート形(インバーター) |
電源 | 単相100V 50/60Hx | 単相100V 50/60Hx |
冷房面積の目安 | 鉄筋アパート南向き洋室:15㎡ 木造南向き和室:10㎡ | 鉄筋アパート南向き洋室:15㎡ 木造南向き和室:10㎡ |
暖房面積の目安 | 鉄筋アパート南向き洋室:11㎡ 木造南向き和室:9㎡ | 鉄筋アパート南向き洋室:11㎡ 木造南向き和室:9㎡ |
冷房の能力 | 2.2kW(0.8~3.0kW) | 2.2kW(0.8~3.0kW) |
冷房の消費電力 | 560W(140~870W) | 560W(140~870W) |
冷房の運転電流 | 6.9A | 6.9A |
冷房の運転音 | 室内:58dB 室外:58dB | 室内:58dB 室外:58dB |
暖房の能力 | 2.5kW(0.8~4.1kW) | 2.5kW(0.8~4.1kW) |
暖房の消費電力 | 555W(120~1,345W) | 555W(120~1,345W) |
暖房の運転電流(最大) | 6.9A(15.0A) | 6.9A(15.0A) |
暖房の運転音 | 室内:58dB 室外:56dB | 室内:58dB 室外:56dB |
通年エネルギー消費効率(APF) | 5.8 | 5.8 |
通年エネルギー消費効率(JIS C 9612:2005) | 5.8 | 5.8 |
通年エネルギー消費効率(区分名) | A | A |
外形寸法(高さ×幅×奥行) | 室内:25.0×77.7×31.9cm 室外:54.1×66.3×29.0cm | 室内:25.0×77.7×31.9cm 室外:54.1×66.3×29.0cm |
製品重量(総質量) | 室内:11.5kg 室外:21kg | 室内:11.5kg 室外:22kg |
付属品 | リモコン、単4形乾電池×2本、リモコンホルダー、リモコンホルダー取付け用ネジ×2本 | リモコン、単4形乾電池×2本、リモコンホルダー、リモコンホルダー取付け用ネジ×2本 |
機能の違い
AS-D222MTKとAS-D221LTKの機能の違いを比較しました。
以下の機能は共通で違いは見られませんでした。
- 抗菌仕様吹出口(上下左右風向板)
- ハイパワー運転(最大パワーで冷暖房)
- おやすみタイマー(設定時間後に自動停止)
- 切入タイマー・24時間プログラムタイマー
- フィルターおそうじ(フィルター自動掃除)
- 熱交換器加熱除菌・内部クリーン
- お知らせボイス・音量・音声お知らせ
- プラズマクリーン(プラズマ空清)
- おまかせノクリア(毎日快適)
- 不在ECO(人感センサー)
- 電流カット(ブレーカー落ち防止)
- 省エネファン(設定温度でファンを自動停止)
- 室外音ひかえめ(暖房運転能力を抑えて室外音を抑制)
- スマートフォン連携(アプリでエアコン操作)
さらに2022年型のAS-D222MTKは以下の新機能を搭載しています。
- ウイルカット・フィルター
- 「ノクリアアプリ」のスマホリモコンモード対応
「ウイルカット・フィルター」は抗菌・防カビ加工が施されたエアフィルターです。
ウイルス抑制・抗菌・防カビ作用があるコーティングによってフィルターを清潔に保ちます。
詳細は以下の動画をご覧ください↓
スマートフォン操作で使用するモバイルアプリ「ノクリアアプリ」には以下の2種類のモードがあります。
- クラウド接続モード
- スマホリモコンモード
「クラウド接続モード」は無線LANルーターを経由してエアコンとスマートフォンと接続し外出先から確認・操作できる機能です。
「スマホリモコンモード」はエアコンとスマートフォンを直接接続してリモコン代わりに使える機能です。
詳細は以下の動画をご覧ください↓
2021年型のD-TKシリーズは「クラウド接続モード」のみで「スマホリモコンモード」には対応していませんでした。
しかし2022年型のD-TKシリーズは「スマホリモコンモード」を利用できるようになったので、自宅に無線LAN環境がなくてもスマートフォンをリモコン代わりに使えますよ。
対応する畳数の違い
富士通ゼネラルD-TKシリーズの2022年型と2021年型の対応する畳数の違いを比較しました。
2022年型D-TKシリーズのラインナップは以下となっています。
- AS-D222MTK(主に6畳)
- AS-D252MTK(主に8畳)
- AS-D282MTK(主に10畳)
- AS-D402MTK(主に14畳)
- AS-D562MTK2(主に18畳)
- AS-D632MTK2(主に20畳)
2021年型D-TKシリーズのラインナップは以下となっています。
- AS-D221LTK(主に6畳)
- AS-D251LTK(主に8畳)
- AS-D281LTK(主に10畳)
- AS-D401LTK(主に14畳)
- AS-D561LTK2(主に18畳)
2022年型は20畳用の「AS-D632MTK2」が追加されました。
より広い部屋に対応できるようになったのは喜ばしいことですね!
価格の違い(2022年6月14日現在)
AS-D222MTKとAS-D221LTKの価格の違いを比較しました。
AS-D222MTKのジャパネット価格は以下となっています。
- 通常価格:税込109,800円(送料3,960円)
- 値引き後価格:税込89,800円(送料3,960円、標準取付工事費無料)
※古いエアコンの取り外しを希望する場合は取り外し料金(税込4,950円~)が発生します。
※古いエアコンの引き取りを希望する場合はリサイクル・収集運搬料金(税込2,640円~)が発生します。
AS-D221LTKのジャパネット価格は以下となっています。
- 販売価格:税込94,800円(送料3,960円)
※エアコンの設置・取付を希望する場合は工事料金(税込13,200円~)が発生します。
※古いエアコンの取り外しを希望する場合は取り外し料金(税込4,950円~)が発生します。
※古いエアコンの引き取りを希望する場合はリサイクル・収集運搬料金(税込2,640円~)が発生します。
まとめ(AS-D222MTKはウイルカット・フィルター採用で清潔!)
最後にAS-D222MTKとAS-D221LTKの違いを比較した結果をまとめますね。
それぞれの主な違いは以下となっています。
- 本体表示部のランプ(ハイパワーランプがクリーンランプに変更)
- 室外機の重量(約1kgの軽量化)
- ウイルカット・フィルターを採用
- 「ノクリアアプリ」のスマホリモコンモード対応
- ラインナップに20畳用を追加(AS-D632MTK2)
2022年型と2021年型は異なる点が多いですね。
中でもウイルカット・フィルターの採用は大きなポイントだと言えるでしょう。
ウイルス抑制は99%以上。99%以上の菌を抑制。防カビ効果もあるそうです。
空気が通るエアフィルターは汚れやすいので、このような機能があると助かりますね。
また室内限定ではありますが、無線LAN環境なしでもスマホでエアコンを操作できるのは便利だと思いました。
もしもリモコンを失くしてしまってもアプリで代用できそうですね!
現在はジャパネットで「夏のエアコン祭り」を開催中です。
キャンペーン期間中なら標準取付工事費(税込13,200円~)が無料ですからお買い得ですよ♪
ただし古いエアコンの取り外し・処分は別料金が発生します(税込7,590円~)
そう考えると買い替えより新設に向いたエアコンだと言えるでしょう。