ジャパネットのポータブル電源「JVCケンウッド BN-RB6-C」とBN-RB10-Cの違いを比較しました。
AC、USB、シガーソケットを搭載。スマートフォンなら約35回充電できます。ただし純粋なJVCケンウッド製ではありません(Jackeryとのコラボ商品)
※過去に発売された商品は「ジャパネットの防災用品」の記事一覧をご覧ください。
- 継ぎ足し充電可能(リチウムイオンバッテリー)
- 大容量タイプも選べる(全4種類)
- ソーラーパネルで充電可能(BH-SP100-Cに対応)
- 重い(約6.4kg)
- 充電時間が長い(AC:約9時間、シガーソケット:約18時間)
- 純粋なJVCケンウッド製ではない(Jackeryとのコラボ商品)
目次
BN-RB6-C(626Wh)とBN-RB10-C(1002Wh)の違いを比較しました
ポータブル電源のBN-RB6-C(626Wh)とBN-RB10-C(1002Wh)の違いを比較しました。
BN-RB6-Cの主な仕様
- 容量:626Wh
- LEDランタン使用時間:約44時間
- スマートフォン充電回数:約35回
- 質量:6.4kg
- AC出力口数×2
- DC出力口数×3(シガーソケット×1、DC端子×2)
- USB出力口数×3(タイプA×3)
- 充電時間(ACアダプターは約9時間、シガーアダプターは約18時間、ソーラーパネルは約12時間)
BN-RB10-Cの主な仕様
- 容量:1,002Wh
- LEDライト使用時間:約63時間
- スマートフォン充電回数:約50回
- 質量:10.9kg
- AC出力口数×3
- DC出力口数×1(シガーソケット×1)
- USB出力口数×4(タイプC×2、タイプA×1、タイプA[QC3.0]×1)
- 充電時間(ACアダプターは約7.5時間、シガーアダプターは約14.5時間、ソーラーパネルは約17時間)
大容量のBN-RB10-Cは大きく重い
言うまでもないことですが大容量のBN-RB10-Cは大きく重くなっています。
その代わり、AC出力が3口、USB出力が4口と多くの出力を搭載しています。
とくにUSB出力は、タイプC、タイプA、タイプA(Quick Charge 3.0)と3種類もあるので、デジタル機器の急速充電に威力を発揮するでしょう。
充電時間については、なぜか容量が少ないBN-RB6-CよりBN-RB10-Cのほうが短くなっています。
ただしソーラーパネルの充電はBN-RB6-Cのほうが短時間で終わります。
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-Cの長所・メリット
「JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C」の長所・メリットです。
継ぎ足し充電可能
BN-RB6-Cはリチウムイオンバッテリーですから継ぎ足し充電が可能です。
バッテリー寿命は「500サイクル」が目安となります(充電から放電までを1サイクルとした場合)
長時間使用しない場合は自然に放電するので半年に1回程度は充電してくださいね。
大容量タイプも選べる
JVCケンウッドのポータブル電源は大容量タイプや小型タイプも選べます。使用方法は「BN-RB6-C」と同じです。
- BN-RB10-C(シリーズ最大容量モデル。1,002Wh)
- BN-RB6-C(多目的な万能型。626Wh)
- BN-RB5-C(スタンダードタイプ。518Wh)
- BN-RB3-C(コンパクトボディ。311Wh)
JVC ポータブル電源 500w BN-RB5-C 518Wh
ソーラーパネルで充電可能
BN-RB6-Cはソーラーパネルで充電可能です(約12時間)
同じJVCケンウッドから発売されている「ポータブルソーラーパネル BH-SP100-C」に対応しています。
電気がない屋外でも充電できるのでいざというときに便利ですよ!
JVC Powered by Jackery ポータブル ソーラーパネル 100W BH-SP100-C
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-Cの短所・デメリット
「JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C」の短所・デメリットです。
重い(約6.4kg)
BN-RB6-Cは重いバッテリーです(約6.4kg)。大容量だから仕方ありませんね…。
5kgの米袋を想像すると分かると思うのですが、気軽に持ち運べる重さではありません(車に積んでおくなら問題ないでしょう)
また本体の大きさも「幅300×奥行き193×高さ192mm」ですから、かなりの存在感がありますよ。
充電時間が長い
BN-RB6-Cは充電時間が長くなっています。これも大容量だから我慢しましょう。
空の状態から充電する場合、ACアダプターなら約9時間、シガーアダプターなら約18時間で充電できます。
ちなみに充電残量はディスプレイで確認ができますよ。
純粋なJVCケンウッド製ではない
実はBN-RB6-Cは純粋なJVCケンウッド製ではありません。「Jackery Inc.」という中国系アメリカ企業とのコラボレーションによる製品です。
JVCケンウッド公式サイトによると「Jackeryについて」という項目で以下のような説明がされていました。
Jackery Inc.社は、地球環境の保全に貢献するという基本理念のもと、「ポータブル電源」「ソーラーパネル」の分野で、エコな電力時代を実現するために品質・技術の高い製品づくりに挑み続けている会社です。
抽象的でわかりにくいのですが、2012年にアメリカのシリコンバレーで設立されたベンチャー企業なのだそうです。
社長さんが中国のかたですから、Amazonで人気の「Anker(アンカー)」や「AUKEY(オーキー)」と同じような出自だと言えるでしょう。
BN-RB6-Cは「Jackery Inc.」の製品をベースにしつつ、JVCケンウッドの品質管理とアフターサポートで市場に送り出すモデルとなっています。
だから「Jackery Tuned by JVC」というロゴがついているんですね。
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-Cのセールスポイント
「JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C」のセールスポイントです。
- キャンプなどのアウトドアや災害時に役立つポータブル電源
- 高性能リチウムイオンバッテリーにより小型で高出力を実現
- 3WAY電源(AC、USB、シガーソケットポートを搭載)
- 出力500W(ピーク1,000W)のハイパワー設計
- 大きな電力を必要とする電気毛布なども安心して使用できる
- 誰でも3ステップで使える簡単な操作方法
- 事前に充電しておく→使いたい電源のボタンを押す→コンセントを挿入
- JVCケンウッドの品質管理基準で高い安全性を確保
- ACアダプターやシガーアダプターを収納できる専用ポーチ付き
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-Cのジャパネット価格(2021年3月19日現在)
「JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C」のジャパネット価格です。
参考として1002Whタイプの「BN-RB10-C」とポータブルソーラーパネル「BH-SP100-C」のジャパネット価格も載せておきますね。
- JVCケンウッド ポータブル電源 626Whタイプ BN-RB6-C:税込69,800円(送料990円)
- JVCケンウッド ポータブル電源 1002Whタイプ BN-RB10-C:税込148,500円(送料990円)
- JVCケンウッド ポータブルソーラーパネル BH-SP100-C:税込38,500円(送料990円)
JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-Cの製品仕様
「JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C」の製品仕様です。
商品名 | JVCケンウッド ポータブル電源 626Whタイプ BN-RB6-C |
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メーカー | 株式会社JVCケンウッド |
カラー・型番 | サンドベージュ:BN-RB6-C |
発売日 | 2019年10月15日 |
生産国 | 中国 |
外形寸法(幅×奥×高) | 300×193×192mm |
本体質量 | 約6.4kg |
材質 | リチウムイオンバッテリー、外装プラスティック |
本体保証期間 | 24ヶ月間 |
備考 | 本体保証のみ、消耗品、電池は保証対象外 |
付属品 | 基本取扱説明書、ACアダプター、電源コード、車載用シガーアダプター、ポーチ |
BN-RB6-Cの使用機器への給電回数・使用時間の目安
「JVCケンウッド ポータブル電源 BN-RB6-C」の使用機器への給電回数・使用時間の目安です。
使用機器 | 給電回数・使用時間の目安 |
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フル充電 | 約9時間(充電時間) |
LEDライト(12W) | 約44時間(使用時間) |
スマートフォン(15W) | 約35回(充電回数) |
32型液晶テレビ(80W) | 約6時間(使用時間) |
扇風機(30W) | 約17時間(使用時間) |
電気毛布(60W) | 約8時間(使用時間) |
小型炊飯器(360W) | 約1回(使用回数) |
小型冷蔵庫(39W) | 約13時間(使用時間) |
電動工具(400W) | 約1時間以上(使用時間) |
ノートPC(50W) | 約10時間(使用時間) |
ドローン(35W) | 約15回(充電回数) |
ソーラーパネル | 約12時間(充電時間) |
芝刈り機(500W) | 約1時間(使用時間) |