《ジャパネットたかた創業者の高田明さんが綴った自伝》
日本経済新聞の人気コラム「私の履歴書」にジャパネットたかた創業者の高田明さんが登場しました。
連載期間は2018年4月1日から4月30日までの全29回です。すでに連載は終了していますが、新聞で読めなかった人も「日経電子版」でいつでも読めるので大丈夫です。
「私の履歴書」は、日経の朝刊最終面に掲載されている連載コラムです。内容は著名人が出生から現在に至るまでの半生を、履歴書風に書き綴る自伝で毎月1人の著名人を取り上げています。1956年から62年も続いている、息が長い連載読み物なのだそうですよ。
日経電子版は毎月4,500円で購読できます。ただし無料会員でも有料会員限定記事を毎月10本まで読めるので、「私の履歴書」だけ読みたい人は無料会員で登録するとよいでしょう。
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さてコラムの内容ですが、25歳の高田明さんが失意のまま故郷の長崎へ帰るところから始まります。
その後は、実家の写真館を手伝う日々、奥様との出会いと結婚、佐世保支店の運営、お子さんの誕生、フィルムの現像とプリントサービス、のれん分けによる独立、ラジオ通販のカメラ販売といったジャパネットの黎明期が描かれています。
さらにジャパネットの社名やロゴの由来、テーマソングの作曲、テレビ通販への進出、自社スタジオの運営、甲高い声でしゃべる理由、社員MCの育成、顧客情報流出事件の対応、社長引退、サッカークラブ「V・ファーレン長崎」の再建など、現在までのジャパネットたかたの歴史が分かる内容でした。
ジャパネットたかたファンは必読の内容なので、是非チェックしてみてくださいね。
高田明さん「私の履歴書」のタイトル(全29回)
- 高田明(1)帰郷 仕事も金もなく長崎へ 「くちなしの花」心に染みる
- 高田明(2)家の手伝い 父の写真館で宴会撮影 妻に出会い一目ぼれ、結婚
- 高田明(3)松浦支店 夫婦の目標、夢中で達成 大家から経営の基本学ぶ
- 高田明(4)多難な船出 働き通しで体が悲鳴 新店開業で眠る暇なく、入院
- 高田明(5)冷たい洗礼 契約打ち切り相次ぐ 大手の取次店や大口顧客から
- 高田明(6)価格競争 スピードで大手と勝負 ビデオカメラ販売も開始
- 高田明(7)子育て 子の夢・仕事 両立に腐心 電話応対に追われながら
- 高田明(8)ラジオとテレビ 赤字覚悟で店を宣伝 安売りやCM曲、話題性重視
- 高田明(9)通販との出合い 5分で1年分以上の注文 ラジオの力実感、放送増やす
- 高田明(10)助っ人登場 全国ネットへ二人三脚 山陽放送の久米田さん
- 高田明(11)ジャパネット 統一ブランドが誕生 列島モチーフのロゴや歌も
- 高田明(12)テレビ進出 キー局 まず2分番組 こつこつ続け、深夜枠を獲得
- 高田明(13)阪神大震災 神戸の娘 伊丹へ迎えに ラジオ集め被災地に贈る
- 高田明(14)自社スタジオ 新製品ラッシュに対応 生放送も開始 「今」を演出
- 高田明(15)独り語り 甲高い声、スタイル定着 若手社員を育成しMCに
- 高田明(16)顧客情報流出 甘い認識、想像力が欠如 営業自粛「今こそ原点に」
- 高田明(17)クレド誕生 経営理念 社員と共有 事件の責任背負い続ける
- 高田明(18)東京進出 空中スタジオ 次の一歩 業績悪化受け反撃の準備
- 高田明(19)背水の陣 進退をかけ最高益更新 若い社員が底力、立役者に
- 高田明(20)バトンタッチ 長男・旭人を後継者に 成長を実感「任せられる」
- 高田明(21)笑顔の卒業 創立30周年 最後の出演 佐世保スタジオで晴れ晴れと
- 高田明(22)両親 家族思いの父・商家の母 平戸に「高田写真館」構える
- 高田明(23)旅芝居 役者に憧れ 廊下が花道 幼少期、弟と妹を観客に
- 高田明(24)大学受験 猛勉強するも不合格 家族に背中押され大阪へ
- 高田明(25)大学時代 英会話部 異文化を知る 大阪万博、外国人客に力試し
- 高田明(26)海外勤務 メーカーで通訳、欧州へ 虫歯で帰国、人生の転機に
- 高田明(27)伝える使命 地方巡り、いいモノに光 見えぬ苦労や営みを世に
- 高田明(28)サッカークラブ 「V・ファーレン長崎」再建 倒産寸前、自力でJ1昇格
- 高田明(29)初心 良い時こそ謙虚に精進 夢持ち続け「今を頑張る」